Monday, March 24, 2008

ラジオ・スター 라디오 스타 Radio Star

▼名曲<雨とあなた>で,88年の歌手王の座を占めたチェ・ゴンは,その後,大麻草事件,暴行事件などにかかわって,今や不倫カップルを相手に,ミサリのカフェ村でギターを弾く境遇だが,まだ自分はスターだと堅く信じている。

▼静かにしていたかったのに,カフェの客と喧嘩したチェ・ゴンは,ついに留置場の世話になるまで落ちていくけれど,マネジャーのパク・ミンスは, 合意金を探している間に,知人の放送局局長に会って,チェ・ゴンが江原道のヨンウォル(寧越)でDJをすれば,合意金を渡すという約束を受け取る。

▼プログラム名は<チェ・ゴンの午後の希望曲>だが,DJを見くびるチェ・ゴンは,選曲無視は基本,どうしようもない放送でも足りなくて,ブースの中にコーヒーの出前まで頼んだりする。

▼ディレクターと支局長まで頭を抱えるような放送が続いたある日,チェ・ゴンは,コーヒーの配達に来たチョンノク(青緑)タバン(喫茶店)のキム 嬢を即席ゲストで登場させる。そして,彼女のメッセージが多くの人々の心を打って,放送は,次第に住民たちの呼応を得るようになる。
砂入:うーん、またまたこの過去2本、韓国映画のよさがぶり返しています。これも中々でした。

チェ・ゴン 88年歌手王(パク・チュンフン)は80年代ロックスター、過去の栄光であり、現在は下火である。韓国では過去のスターはディージェーをやるらしい。

彼も(アン・ソンギ)に進められ田舎町でローカルラジオをする事になる。最初はいやいやだったが田舎の人々は愛嬌あり、人間味があり、其処で出会う人たちの苦悩に自分自身の状況を把握し、ポジティブに接する機会を見つける。

マネジャー(アン・ソンギ)は旨いですね。この映画はチェ・ゴンとチェ・ゴンが20年間信じ続けた関係、友情、愛の話です。それが落ちぶれたロックスターと言う題材から醸し出されてるんですね。綺麗に難しい題材をかなりすっきっりと打ち出した作品に思えます。

田舎の人々の色んな悲しみ、母の元から家出をしてきたコーヒーショップで働くお姉さん、お父さんが家出してから全く帰ってこず、自分が弟と喧嘩を していたからお父さんが出て行ったと思い込んでる少年、そういった人たちの思いをラジオに出演させて思いを打ち明けさせるんですね。これも極自然に。これ は美味しいとかでなく、ディージェーの仕事に退屈していたチェ・ゴンのいたずら的な行動から。その内、どんどん田舎の人の心を掴んでいくんですね。ほら使 おうと考えてやった物でなく、やりながら感動した状況から。少し書きながら涙が出て来そうになりました。みんな心にこびり付いているんですね。

私たちの幸せな時間 (Maundy Thursday) 우리들의 행복한 시간

3人を殺した死刑囚と3度自殺を試みた女の出逢いを描いたヒューマン・メロー・ドラマ

▼30歳という年齢で,これ以上生きていく理由も意志も希望もなくしたユジョンは,3度目の自殺にも失敗したその年の冬,精神科治療を受けなけれ ばならない状況で,叔母のモニカ修道女から一つの提案を受ける。うっとうしい治療課程の代わりに,1か月間死刑囚に会う奉仕活動をしろということ。ユジョ ンとしては,世の中で自分の心を認めてくれる唯一の人である叔母の要請を断れない。

▼ユジョンが刑務所で会ったユンスは,何と3名の女性を殺害した罪で死刑宣告を受けた人物だ。ユンスは,容易ではない初めての出会いで,モニカ修 道女の好意を破って監房へ帰ってしまう。だが,それが終わりでない。ユジョンは,生の絶望を分かってしまったユンスの目つきと表情に,あまりにも習熟した 自分の顔を発見したのだ。

▼出逢いを継続したユンスとユジョンは,いつのまにか心を開いてお互いの痛い記憶を治癒し始める。1週間に3時間だけ,木曜日の10時から1時まで。今,私たちの幸福な時間が始まったのだ。しかし,その時間は決して長くない。
砂入:良かったです、久しぶりのいい映画!深い感動と心に残る人物の表情、その瞬間の、死刑囚 3987、チョン・ユンス(カン・ドンウォン)の死ぬ前の蘇った生きる事への熱望、それ故に悲しみ。

これはいいです。とても真面目にがさつでない。ちょっと悲しいの作って見ました-、チャンチャン!とかではなく、「これが言いたかった」と監督が言ってるような映画です。 

お金持ちで、元国家を歌った歌手、イ・ナヨン(ムン・ユジョン)は人生に絶望を感じいき続けてきたが、死刑を布告された青年、チョン・ユンス(カ ン・ドンウォン)とふとした切欠で会うことになる。そこで、生きることの切望を2人は会うたびに解き明かしていった。やっと人間になり始めたんですね。

これは文で書くと非常にくさいですが、見ると納得行きますね。これを非常にじわじわとゆっくりすぎでもなく、早すぎずに、じっくりと展開させるんですね。旨い!

涙はボロボロでした。ビョークの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でも死刑のシーンはありますが、あの時セルマ(ビョ-ク)は歌を歌うんですね。それが少し感動を塞いだのを覚えています.................................。ひゅー(風)げっそり

『私たちの幸せな時間』も死刑囚の歌はあります。しかしその前の言葉、最後の意志(will)ですね、そこで................、うん、もう言いません。泣きました。いい映画でした。

いい俳優、いい女優が送ります、いきる喜びとは。指でOK

将軍の息子 General's Son (将軍の息子 キム・ドゥハン)

1930年代,ソウル鍾路(チョンノ)の優美館(映画館)一帯にあった実話を扱ったホン・ソンユの同名原作を土台に,単なる暴力団に過ぎないキム・ドゥハ ン(金斗漢)という人物が,民族という大きい命題と会い迫害を受ける民衆の精神的支柱になる過程を描いたアクションドラマ。「将軍の息子」シリーズ3部作 の1作目。

▼1930年代の日帝時代の京城(現在のソウル)のチョンノ(鍾路)。朝鮮独立運動の英雄キム・チョァジン(金佐鎮)将軍の息子キム・ドゥハン (パク・サンミン)は,自分の生まれも知らず,浮浪児として育ったが,その武闘力を見込まれ,鐘路を仕切るやくざ組織鍾路組のキワニに拾われる。

▼キム・ドゥハンは,馬賊を破った京城帝大の学生やくざオム・ドンウク[オントグ](キム・ヒョンイル)とともに,鍾路を日本人の手から守ろうと するが,鍾路をねらう日本人やくざ組織林組の親分林(シン・ヒョンジュン)のため,キワニもオム・ドンウクも破れ,キム・ドゥハンは,鍾路組の新親分とな る。

▼キム・ドゥハンは,警察柔道師範の丸岡警部(キム・ソンリョン)や林組が雇ったキム・トンへ(イ・イルジェ)との闘いに勝ち,鍾路を守ったかに見えたが・・・。
砂入:出ました歴史の人物をとても精密に再現する真面目な映画監督、イム・グォンテク。

主役のキム・ドゥハン(パク・サンミン)、1990年に作られたと言え、髪は少しリーゼント、ファッションもとても80年代。キム・ドゥハンは少年がそのまま大きくなったような童顔で肌がプチプチ。とてもいい男です。

日本人が韓国で大暴れの時、喧嘩一本、凄腕のキム・ドゥハンのやくざになっていく話。しかし彼はいい奴です。

映画作りは少し古い感じ?多分少しブルースリーの様な格闘技の真骨頂みたいな雰囲気をだしたいと思ったけど、監督イム・グォンテクの映画作りはと ても基本に忠実、真面目すぎで迫力のあるものは出来ません。全体的なバランスはいいと思うのですが。やはり古い映画です。ヴォンテックの最近の『 酔画仙(Chihwaseonチャン・スンヨプ)』の様な透き通る映像はないです。まあこの時代だったんでしょうか、こう言った映像、音、喧嘩の時の「ド カッ、ドスッ、バシッ」みたいな効果音、出てくる人のプチプチの顔(これはいいですね、やっぱり昔の映像の肌は綺麗に見える?何故?)。

えー先ずは第一章しかみてないので、ここまで、でも可愛かったです。

里長と郡守 Small Town Rivals 이장과 군수

田舎で小,中,高等学校を一緒に通った30代の同窓二人が,学生時代と異なり,里長と郡守という身分差がさかさまになった現実で体験する愉快な笑いと心暖まる話を描いた現実風刺コメディー

▼平和で閑静な忠清道の山奥の村,カンドク郡サンチョン2里。村の団結大会を開いた日,村の里長の突然な死により,サンチョン2里は,新しい里長を選ぶようになる。

▼「今度は,若い奴に里長をやらせろ」という長老の言葉によって,自分の意志とは関係なく単独候補に出されたサンチョン2里代表の老チョンガク (未婚男)チョ・チュンサムは,どさくさまぎれに超高速,最年少里長として電撃選出される。普段は,村の老人たちと花札賭博をしたり,痴呆にかかった父の 面倒を見たり,平凡な田舎の老チョンガク,チュンサムは,突然な里長地位が負担になるばかりだ。

▼そんなある日,チュンサムは,幼い時期に自分の子分だったノ・テギュが,郡守に出馬するという報せに接して,妙な競争心と猜忌心に捕われる。結局,テギュが最年少郡守になって,彼らは,過去の万年班長と副班長から,里長と郡守というさかさまになった位置で再会する。

▼サンチョン2里をぎゅっとつかんだオルチャン,素晴らしい身体に班長出身の現職里長チュンサムと,幼い時,チュンサムに叩かれた痛い記憶のため に,さらに恩着せがましくする郡守テギュは,一時は羽振りが良かった過去についての自尊心を打ち出すチュンサムの主導綿密な足払いで衝突するようになる。 チョコパイで始まった彼らのマシュマロのような縁は,果たしてどのように整理されるだろうか。
砂入:主人公のチョ・チュンサム里長は『ぼくらの落第先生キム・ボンドゥ』や『息子』でお馴染みのチャ・スンウォン。彼が未だ少し若いときですね。痩せて います。顔がかなり小さい。しかし人間くささや切羽詰った気持ちの表現はユーモアたっぷりに演技します。白熱したり、情けなくなったり、自分の環境、状況 を恨み泣き、だけど生きるチョ・チュンサム里長。

凄い顔のノ・テギュ郡守はユ・ヘジンです。この人の顔本当になんかどう言って良いのかわからない位面白いですね。味があるというか、しかしこの人結構いっぱい映画でてるんですね。人気のある証拠でしょうか?

話は長さなじみのライバル、戦い、そして分かち合う、最初はコメディーで期待してましたが結構シリアス、最後は熱い友情映画になりました。泣けるシーンもありました。得点としてはまあまあだったって所でしょうか?

最近はこれはという映画が出てきません。早く!見せてくれ、涙笑い、そして超越の感動を!

マルチュク青春通り(マルチュク通り残酷史) 말죽거리 잔혹사 Spirit Of Jeet Keun D

1978年維新末期,開発ブームに入ったソウル江南(カンナム)のマルチュク通りのある男子高を背景に,この学校に転校してきたヒョンスという男子学生の成長を描く。

▼1978年,マルチュク通りの春。ヒョンスは,江南(カンナム)のチョンムン高校に転校してくる。ジョンムン高校は,先生の暴力と学生間の勢力 争いで悪名高い問題学校。ブルース・リー(李小龍)の熱血ファンという理由で,たちまち無二の親友になった模範生ヒョンスと学校チャン(番長)のウシク。

▼下校途中のバスの中でオリビア・ハッセーによく似たウンジュに会って,同時に惚れるヒョンスとウシク。しかし,ウンジュは,優しいヒョンスより男らしいウシクを好きになる。

▼一方,学校チャンの椅子をめぐって風紀部長ジョンフンとひと勝負したウシク。ジョンフンは,卑劣な方法でウシクに勝ち,ウシクは,直ちに学校を去っていく。

▼ウシクがいない合間を利用したジョンフンのいじめ,劣等クラスへの降格,増す先生たちの暴力,そのうえ,ウンジュまで結局ウシクを選んで,ヒョンスの怒りは爆発する。ヒョンスは,夜中に練習したヌンチャクを持って学校の屋上へ向かう。
砂入:うーん、青春とはこの様に誰も知らないところで、果てしなく無意味に花咲きそして育つ物なのでしょう。なんか北野たけしの『キッズ・リターン』の儚さを思い出しました。最後は友達の互いの愛情が現実を暖める最後の灯火としておわる....と言うような結末。

綺麗な映像はまあまあの俳優、たらたらと続くお話を救っています。ガキの喧嘩は、僕の中学校の時を思い出した。ああいった、クラス内での男のプライドの戦い、緊張感はどの国にも一緒ですね。

初恋、親友、敗北、そして失恋、これで良いんじゃないかと浮かんでくる友人との愛。美しいのか、それとも結構現実的。

シンソッキ・ブルース Shinsukki Blues 신석기 블루스

ある日,エレベーター事故にあった後に目覚めたところ,同姓同名の他人の身体に入れ替わってしまった男の「代理人生」の物語。「憑依」と「醜男」を素材にしたコミック物

▼エレベーターの墜落事故で,名前は同じだが,容貌に雲泥の差がある二人の男が病院に運ばれてくる。ハンサムなシン・ソッキは,そのまま植物人間 になってしまい,ぶさいくなシン・ソッキだけが意識を回復する。ところがこの男は,顔が大きくゆがんでしまったと言って大騷ぎをする。なぜか,二人の身体 が入れ替わってしまっていたのだ。

▼絶世の醜男で天下の弱骨である身体の主人は,食べていくこともギリギリの貧乏人国選弁護士。鼻の穴のように狭い事務室には,お金にならない依頼 ばかりで,分不相応な秘書は,妻のように振舞い,騒々しい市場商人たちとは,煩わしいくらい親しいようだ。大企業法務チーム長として生きてきたシン・ソッ キは,自殺を企てるけれど,こいつの身体は死ぬのにも不十分だ。

▼信頼できない容貌のため訴訟依頼がなくなり,寒くて腹がへったある日,ついにお金になる依頼人が現れる。依頼人は,身体が入れ替わる前の自分が 考えた人員縮小案によって,不当解雇された案内デスク職員ソ・ジニョン。シン・ソッキは,ジニョンの合意金をねらって,望まない人権弁護士を演じ始める。
砂入:シン・ソッキ役のイ・ソンジェは凄い顔。気が悪いと思うくらいの顔ですが、実際は演技で出っ歯を入れていたという。ははは。おもしろいとは思いませ んでした。つまらなくもない。何故これを借りたのか自分でもどういった理由でかは判りません。でも最後まで見ました。なんか最近は立て続けにオーケーな映 画ばかり。そろそろ来るか?いいものが?

わが心のオルガン(The Harmonium in My Memory) 내 마음의 풍금

1960年代の田舎の学校を背景に,赴任したチョンガー先生と彼を片思いする女子生徒との切ない愛を描いた叙情的な映画

▼60年代の初め,江原道の山里の村に住む17歳の少女ユン・ホンヨンは,晩学の小学生。ある日,道の曲がり角でサンリ小学校に赴任する21歳の独身教師カン・スハと偶然に会い,<お嬢さん>と初めて呼んでくれた彼を愛すようになる。

▼ホンヨンの担任をするようになったスハ。ホンヨンがスハに提出する日記帳は,慎ましい愛の告白で満杯だけれど,スハはホンヨンの気持ちを考えず 返してしまう。スハは,同じ日に赴任した美しい同僚教師ヤン・ウニに好感を持っていて,ホンヨンの期待に違い,子供たち間ではスハとウニのうわさが出回 る。

▼しかし,ウニは,ソウルの婚約者とともにサンフランシスコに留学するため学校をやめてしまう。スハは失恋の痛みで苦しがるけれど,ホンヨンの胸は喜びで一杯だ。
砂入:この映画は女の人達は大好きだそうです。僕の韓国の友達(女性)はこれが大好きだそうだ。僕は2回も挫折しました。イ・ビョンホン、そんなにいいかな?

ラブストーリー/クラシック 클래식  The Classic

現在と30数年前の過去を行き来しながら,ある母娘のロマンスを抒情的に描いた作品

▼同じ大学に通うジヘとスギョンは,演劇クラスの先輩サンミンが好きだ。だが,スギョンからサンミンに送る手紙の代筆を頼まれたジヘは,スギョン の名前でサンミンへの自分の感情を告白する。ジヘの手紙でスギョンとサンミンが結ばれ,ジヘは無駄な罪の意識にサンミンを遠ざけるけれど,偶然にもしきり に思いがけなく会うようになる。

▼父と早く死別したジヘは,今は海外旅行中である母ジュヒと二人きりで暮らしている。母がいない間に屋根裏部屋を掃除したジヘは,偶然に母の秘密箱を発見し,母のクラシックな愛を知るようになる。

▼1968年の夏,休暇中に田舎のおじの家に行ったジュナは,ジュヒに会い,ひと目で彼女に魅了される。そんなジュヒが,こっそりとジュナにだけ 幽霊が出る家に一緒に行ってほしいとお願いしてくる。ところが突然のにわか雨で舟が流され,帰宅時間が遅れたことで,ジュヒはおとなたちに激しく叱られ, 水原(スウォン)に送られる。別れのあいさつもできずにジュヒと別れたジュナは,心残りでならない。学校へ戻ったジュナは,友達テスからラブレターの代筆 を依頼され,相手がジュヒと知って驚く。だがテスにその事実を言えずに,テスの名前で自身の心を手紙を書く。

▼この偶然の一致に内心いぶかしがるジヘは,サンミンに対する思いがより深くなっていくが,すでに友達の恋人になってしまった彼をあきらめようと決心する。
砂入:『マラソン』でお馴染みのチョ・スンウ。お話はラブラブの悲劇ドラマ、ロマンチックで悲しい、しかし愛に熱く行き互いに違う道をと言う話。

ジヘ役のソン・イェジン(손예진)はどこかで見たことがあるなーと思ったら、『私の頭の中の消しゴム』で出てたんですね。あの映画ではもっと綺麗になってた。今回は少し安い感じ。服装かな?

チョ・スンウは旨いですね。あちらこちらにこぼれる笑顔はただのロマンス以上の人間のユーモアを促します。この人演劇出身なんだって、だから骨太い演技。

話はもし超イケイケのラブロマンスが見たかったら、僕はチョ・スンウが見たくて見ました。彼は見所。話はなんだかんだいいながら最後まで見てしまいました。悪い気はしなかった。感動はしなかった。驚きはあった。ははは。

シルミド 実尾島 실미도/SILMIDO

韓国歴史上最もドラマチックな‘シルミ島684部隊’を素材に,32年間守られてきた真実,その目撃者で犠牲者だった684部隊31人の訓練兵らが体験した3年間の極秘実話を追う映画

▼1968年,北に行った父のために連座制にかかり,社会のどこでも人間として扱われなかったカン・インチャンは,暗い過去とともに裏路地を転々として殺人未遂で収監される。そんな彼の前にある軍人が近づき,「国のために刃物をつかめるか」というとんでもない提案をする。

▼殺人未遂だけで死刑が言い渡され,死刑場へ送られるインチャン。しかし,彼が到着したところは,インチョン(仁川)の人里離れた波止場のほとり。そこには,インチャンだけでなく,サンピル,チャンソク,ウォニ,クンジェなど真っ黒な男たちが集まっていた。

▼そのようにして,大韓民国の西部,人里離れたシルミ島に強制抽出された31人が集まる。わけが分からず髪を切って軍人になった31人の訓練兵た ちの前に現れたキム・ジェヒョン准尉は,戸惑った彼らに「主席宮に侵入してキム・イルソン(金日成)の首を刎ねてくることが君達の任務だ」という一語を皮 切りに,冷徹なチョ中士の引率下に31人の訓練兵に対する苛酷な地獄訓練が始まる。

▼「落伍者は殺す,逮捕されたら自爆しろ!」というスローガンの下に,シルミ島には人間はなく,キム・イルソンの首取るという明らかな目的だけが存在して行く。
砂入:内容はすごいものでした。時代背景、政治、そして其処に生まれる人生の意味とその秩序。涙も出て、凄い迫力を感じましたが、映画としての表現力は少 しかけてた様な気がします。内容の凄さに比べそれと絵で説明するような映画作り、何かが足りなかったような気がします。出てくる人は良い俳優ばかりで、仁 義、儚さを出してました。

歴史を知るのにいいですね。そんなーって感じで、でも映画としての緊迫感は俳優の演技に負けてた。

純愛普 Asako In Ruby Shoes

▼ソウルに住むウイン(イ・ジョンジェ)は,退屈な日常を生きる27歳の洞事務所の公務員。両親からもらった家に一人住み,夜はコンピュータでポルノサイトを尋ねるのが趣味だ。

▼そんなある日,洞事務所が実施する製パン講座の講師補助のミア(キム・ミニ)を見かける。真っ赤な髪をした個性あふれるミアの姿にウインは関心を持ち始め,彼女の一挙手一投足を盗んでみるようになる。勇気をだして彼女に声をかけるけれど,ミアはウインを無視するだけ。

▼一方,東京に住む大学浪人生彩(あや:橘実里)は,自分も祖父のように息をとめて自殺することを考える。それも日付変更線を過ぎ行く飛行機の中 でだ。自殺のためにお金を貯める彩。スポーツセンターでアルバイトをするようになって自殺したい気持ちを理解してくれるりえ(粟田麗)と親しくなる。だ が,まもなくプールでこっそり泳いだことが見つかり首になり,道端のビラを見てポルノウェブサイトでモデル仕事を始める。

▼同じ時間にウインは正体不明のメールを受けとる。メールが案内したサイトは,望みの女性の理想型を選択すれば直接その姿を見れるサイトだった。 ミアを想像して入力して現れた女性は,赤い髪の「靴を履いた朝子」という名の彩。彩とウインは,こうして運命的な出逢いを始める。
砂入:現代ソウルに生きる退屈な背活を送るイ・ウイン役はイヨンへと共演の名作『ラストプレゼント』でも活躍したイ・ジョンジェ。僕はこの人の顔好きです ね、なんか懐かしいぐらい関西人の顔をしている。それも吉本に所属するような感じの人?『ラストプレゼント』では、お笑い芸人をやってます。だからそのイ メージ強かった?今回は可愛い役。可愛いのにとても退屈な人。

さて日本側の彩(あや)朝子は橘実里。ぺきっとした顔で、すこし暗く、日本人らしく、現代の儚さをただどうする事もなく生きる女性。

設定が少しわざとらしいですね。なんか日本は結構インフラストラクチャーが立派で鉄筋コンクリートでそれでもってみんな寂しくって、よそよそし くって、家族も崩壊していて、バーとか変なクラブで働いている人(ほらアウトローって人達)はなんか生き生きしてて、そんな人達のエネルギーに現代人たち は惹かれる。これが在り来たり。いかにも日本?その上インターネットの男女交際サイト。うーん、ちょっと並べすぎ?

韓国側はなんか懐かしいアットホームな雰囲気。少し汚い街角(これが日本との対象?誰がこうした?)。少しねちゃっとしたあたたかい人間関係(仕 事内でもね)、その柔らかさに不満を感じる青年。東京の疎外感を表現するインターネット不思議ちゃん、アサコの心はイ・ウインの心を掴む。

話はゆっくりの展開、イヨンへはかわいい。飽きない。アサコはわざとらしい。口をつぐむ癖(嫌気がさす)、暗く何を考えてるのかわからない表情、それに見え隠れする大人と子供の目。いかにも。在り来たり。

ちょっと僕の評論厳しい?

もっとね、先ずアサコが最初に死にたいって所から韓国映画のドラマチックなところを、日本風にアレンジって所かしら。なんかこの二人の退屈な生き方はなんか最後まで見ても一緒になった時にいまいち良かったって思えない。あーそーて感じ。

これを見て涙流したりリアリティーを感じる人達は、やっぱ僕と温度差違うねー。でした。

友へ チング Friend (친구chin-gu)

友達に『友へ チング Friend (?? chin-gu)』は見た?と聞かれて、ミキシに評論するの忘れてたことを思い出し今書いています。それくらい印象なかったんですね、僕にとっては、結構 この映画皆良いというらしく、十人十色ですね。僕はだめでした。結構何回も脱線しそうになり、やっと見終わった感じでした。とほほ。

1976年-13歳。好奇心ばかりだった...。
父が暴力組織の親分のジュンソク(俊錫), 貧しい葬儀屋の息子ドンス(東秀), 和睦した家庭できれいに育ったサンテク(相沢),両親が密輸業者のかわいいでしゃばりジュンホ(重豪)。釜山のある町を自分の家のように掻き回した4人の 少年。ジュンホの親から盗んだプレイボーイ誌を町の子供に売ったり, 海で泳いで遊んだ4人は,限りなくうぶな子供だった。その頃は,世の中がすっかり青く見えた。

1981年-18歳。世の中すべてが欲しかった...。
中学は別だったけど,高校で一緒になった4人は,もう純粋で幼い子供とは違う。やたらと喧嘩するジュンソクとドンス, 全校で1,2位の成績を争うサンテクとジュンホ。サンテクは女子高のグループサウンド‘レインボー’のボーカルのジンスク(真叔)に心を向ける。彼らは, また幼いときのように一緒に交流する。映画館で別の学校の生徒と喧嘩になったサンテクを助けようとしてジュンソクとドンスは大乱闘事件を起こす。そして, ジュンソクとドンスは退学させられる。自分のせいで大事件になってしまったと悩むサンテクは,家のお金を持ち出しジュンソクに一緒にソウルへ行こうという が,ジュンソクは自分とは進路が違うと断る。

1983年-20歳。行く道が違った...。
サンテクとジュンホは,大学に進学する。ジュンソクは,母の死の衝撃で麻薬に溺れ,廃人のようになっていた。ドンスが監獄にいるという話を聞いたサンテクは,もう昔と同じではないと感じる。そして,サンテクが生まれて初めて愛した女性ジンスクは,ジュンソクの傍らにいた。

1990年-27歳。友達の悲しみを見る...。
父親と死別して父の組織の行動隊長になったジュンソク, ジュンソクに背信して新しい組織の行動隊長になったドンス, 結婚してさしみ屋の主人になったジュンホ...。米国へ留学するサンテクは,出発前に友達に会いたくなった。しかし,ジュンソクとドンスは,最後まで空港 に現れなかった。
友達を釜山の地に残して出発するサンテクは,何故か不吉な予感を感じる...。  
sunairi:

この映画超だめだった。

JAILBREAKERS~ジェイルブレイカーズ~ 光復節特赦 광복절 특사

スプーン一つで6年間トンネルを掘って脱獄に成功した二人の男が,自分たちが光復節特赦の対象であることを知って,また刑務所に帰るために孤軍奮闘するコメディー映画
砂入:刑務所生活をする模範囚チェ・ムソク1052番は『ぼくらの落第先生/先生、キム・ボンドゥ(My Teacher Mr. Kim) 선생 김봉두 Seonsaeng Kim Bong-du』のチャ・スンウォン。そしてユ・ジェピル 1250番役は韓国の名俳優ソル・ギョング、この二人かなり面白かった。もう全部だして、涙も笑いも人間の弱さも全部みんな一緒ごたに、超面白かった。  チャ・スンウォンいいですねやっぱり、動きがおもしろいわ、この人、声がまたいいし、あの真面目さも本当にいい味。ソル・ギョングはこんなに3枚目始めて みた。おもろかったチンピラ役恋に破れて悲しそうでデスパレートな姿は最高。皆さん見てください。おもろいよー  

それと、人間の非常におもしろいデスパレートな表情がいっぱい見れますよ。『優雅な生活』のオ・ダルスも登場。

ぼくらの落第先生/先生、キム・ボンドゥ(My Teacher Mr. Kim) 선생 김봉두 Seonsaeng Kim Bong-du

ソウルで小学校の教師をしているキム・ボンドゥ(チャ・スンウォン)は、
とにかく「やる気が無い」

ワイロをもらうために、授業中でも保護者に電話するんです。
保護者がワイロを持ってこない子どもは、校庭を走らせる。
そのエコひいき体罰が問題になって、
ど田舎の分校に転勤させられるんです。

そんな根っからの「落第先生キム・ボンドゥ」

何も無いど田舎に来て、余計にやる気が失せたのか、
5人しかいない分校の子ども達の名前も覚えようとしません。

ソウルのように保護者からワイロをもらえません。


面倒くさいので、とりあえず「自習しろ。」って言って、
ボ~っと外を眺めてます。

それでも子ども達は、
「先生どうしたのかなぁ...」

「先生はわたしたちのために、悩んでくれているのよ。」

「先生を困らせないようにしましょうね。」
と、純粋で、ポジティブなんです。


そんなど~しょうもない先生は、
早く廃校になってほしいので、
「そうだ!子ども達を転校させよう!」と思いつくんです...

なんとか転校してもらいたくて、
「ソウルは良いぞぉ...」と
洗脳作戦が始まります。
砂入:キム・ボンドゥ先生役のチャ・スンウォンはいい味出してるわー、本当にぷぷぷーって笑いが出るぐらいの人格、声も立派だし、風貌もいい、面白いし、 コミカルさというか人間らしさ、優しさが溢れ出すような見た目、これこそいい俳優ですね。根っからの物が醸し出している。

この映画面白かった。いい話だった。ただの涙でなかった。ボンジュノ監督の『殺人の記憶』や『グエムル』で超おなじみのおもろいおっさんピョン・ ヒボンも出ています。ミスターチョウという田舎の字が書けない変わり者のおっさんの役で登場。しかし先生に字を教わり念願のアメリカに行ってしまった息子 さんに手紙を書く姿は心を本当に締め付けましたね。その3年前にきた手紙を大事に何回も読み返し、その後小汚い箱に収める前にチュッとキスをする姿は先生 の自分の父に対する思いをこみ上げます。うーん。いいシーンだ。

またまた、『春がくれば』でおなじみの子役の天才、イノセントで健気な笑顔を純に表現するイ・ジェウンはまたまたいい役。うまいねー彼、もう自然なんだろうねああいうの。

監督チャン・ギュソンいいですね。

シッコ SiCKO - マイケル・ムーア Michael Moore

「シッコ(sicko)」とは、「病人」「狂人」「変人」などを揶揄するスラングである。

『シッコ』(Sicko、邦題『シッコ Sicko』)は、アメリカ合衆国の医療制度をテーマとしたドキュメンタリー調、かつコメディー調のアメリカ映画。監督は、社会問題を扱ったドキュメンタ リー作品で物議を醸すマイケル・ムーア。アメリカでは2007年6月に公開され、日本では同8月に公開される予定。

医療保険未加入者が約5,000万人に達するとも言われるアメリカの医療制度の問題を取り上げ、営利主義一辺倒の医療保険会社や製薬会社への批判 を展開する。自由診療を基本とする現行の制度から、政府からの支出・政府による保険のみに一元化した公的医療(single-payer system)へと転換することが主張の根幹である。劇中ではアメリカの「悪い医療」に対して、イギリス、フランス、カナダ、キューバなどの医療を「良い 医療」として対比させる。極端に悪い逸話の羅列や恣意的な統計の提示などによりアメリカの医療制度を徹底的に批判する一方、対照とされる医療制度の欠点、 例えばフランスにおける非常に高い税金や、イギリスにおいて資金削減により病院の倒産や医師の出国が相次いでいることなどには言及しない。

2007年のカンヌ国際映画祭では特別招待上映された。撮影のため米国政府に申請の上キューバを訪問したが、米国財務省が同申請書の渡航目的記載に問題があるとして調査し、カンヌでの上映直前に同省から通告書を受け取ったことを記者会見の席で明らかにしている。
砂入:面白かった、結構すごい事してるね。政治、活動、映画、出演者、社会問題、ブッシュ、米国批判、社会主義の医療制度などをふんだんにミックスし、現実に基づきそれを面白おかしく、料理したうーん、これこそ夢が見れる映画だなーとか思いました。

でもアメリカの医療制度酷いねー。ここまでまざまざと見せられると本当に世紀末だなーって感じ。彼は旨いねこう言った見せ方が。もう日本は公開で すか?見てみて。アメリカの実態ですよ。もうこれで日本人もアメリカかぶれじゃなくなるかも、アメリカまねしてると日本もこうなっちゃうよー。オゲー。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団  Harry Potter and the Deathly Hallows

結構面白かったです。最近ロンドンに行ったばかりだし、英国人は結構真面目でナーディーな内向的なところがあることをよく知り、少し日本人みたいね、で、 ハリーポッターもこのような調子であーイギリスっぽいかもと思いました。英国の超有名人が羅列状態、エマトンプソンもギャリーオールドマンも、あのマイク リーの映画『ネイキッド』に出てた男も、豪勢なんだろうなーと思いました。ハリー君は少し大人になっていて、もうヨンさまに似ているとか思いませんでし た。面白かった、お話もチャーミングだし飽きなかった。さすが英国のハリウッド、アホアホではない。

奇跡の夏 안녕, 형아 LITTLE BROTHER/HELLO BROTHER

解説: 実話を基に書かれたキム・ヘジョンのエッセイ「悲しみから希望へ」を映画化した感動作。『カル』の脚本家で原作者の妹でもあるキム・ウンジョンがシナリオ を担当し、闘病により成長する家族の姿を描き出す。病気の兄役のソ・テハンはこれが映画初出演とは思えない迫真の演技をみせる。同じく映画初主演のパク・ チビンは弟役を熱演し、2005年ニュー・モントリオール国際映画祭最年少の主演男優賞受賞者となった。

9歳の腕白坊主ハニ(パク・チビン)と、12歳の物静かな兄ハンビョル(ソ・テハン)は仲のいい兄弟だ。ある日体調の悪い兄と一緒に学校を早退し たハニが TVゲームに熱中していると、帰宅した母(ペ・ジョンオク)に塾をサボったことがバレて叱られる。だが兄は本当に体調が悪く、駆け込んだ病院で脳腫瘍と診 断され……。

sunairi:

うーん、そろそろこう言った実話を基にするからここまでの涙涙を映画にっていうやり方は考え物。でも最後まで見るとまあまあでした。弟役のパク・チビンは家の姉の息子に似ていて、悪がきのところも良く似ていて、少しびびりました。この赤い子ですね。

子供の気持ちを大人が演出しているところが見え見え、それが少しなーと思いました。

しかし兄役のソ・テハンの演技は本当にすごかった。あの気難しさ、悲しさをよく表現してました。