Saturday, August 30, 2008

追撃者 추격자  The Chaser

ポドパン(出張マッサージ店)を経営する元刑事ジュンホは,最近,雇っていた女性たちが,相次いで消えてしまうという事件が発生し,少し前に出て行ったミジンを呼び出した客の電話番号と,消えた女性たちが最後に通話した番号が一致していることを知る。

しかし,ミジンさえも連絡が途絶えてしまい,ジュンホは,ミジンを探し回っている間に偶然にヨンミンと会う。ジュンホは,服についた血を見て,ヨンミンがまさにそいつであると直感し,追撃のはてに彼を捕まえる。

ヨンミンは,失踪した女性たちをすべて殺したという衝撃的な告白を淡々とさらけ出し,警察署は大騒ぎになる。右往左往する警察の前で,ヨンミンは,ミジンはまだ生きているといい,平気で微笑を浮かべる。しかし,ヨンミンを捕まえる証拠は何もない。

手柄を立てることに血眼になった警察は,ミジンの生死よりは証拠を探すことにだけ汲々とし,ジュンホは,ミジンが生きているとひとりだけ信じて,ミジンを探しに出かける。 sunairi: うわーこれよく出来ていたなー。画面が超いい。スムーズな展開、少し80年代、刑事コロンボの時代をよみがえらせる様な曇った映像感。なんか70年代の雰囲気も感じましたハードボイド的な、汗臭い刑事、おんぼろな感覚。形容詞ばっかり並べてあんまり何も言ってないかもしれませんが、映画として、話しよし、キャラクター良し、音楽良し、映像良し、と結構万点近いかも。

なんかこのレベルだと韓国の映画なのか、アメリカの映画なのか、それとも.........と、人種を超えたクールさが伝わってきます。

二重スパイ 이중간첩  Double Agent

ハン・ソッキュが<カル> [原題:テルミー・サムシング] (1999年)以後3年余ぶりに出演する作品で,80年代に韓国へ偽装亡命した二重スパイの話を描いた作品

▼冷戦の冷たい空気が流れる1980年,東ベルリン。一発の銃声が 闇が落ちた灰色の道の静寂を破る。一人の男を囲んで激烈な争奪戦を繰り広げる南と北。男は,ついにゲートを越えて韓国への亡命に成功し,南側情報機関内対 共情報分析室に送られる。南朝鮮革命課題を与えられて南へ派遣された対南工作員リム・ビョンホだ。

▼偽装亡命に対する疑いを払拭させて南側の信頼を積んで韓国生活を して3年。ビョンホは,いよいよ北からの最初の指令を受ける。ラジオ・プログラムのDJユン・スミと接線しろ。恋人に偽装してスミとの関係を積み上げる ビョンホ。彼は,定着スパイへの運命,消された生活を送らなければならない彼女に徐々に憐憫を感じ始める。

▼一方,ビョンホは,南側で準備中の北派スパイ集団の情報をスミを通じて北に伝達し,任務を成し遂 げる。ついに党と人民のために功績をたてた彼は,少しの間スパイとしての生まれ持った身辺威嚇と不安感から抜け出し,激情で渦巻いた金日成広場にまた立っ たように手に上げる。南側では,作戦失敗の責任を皆回避しながら,ビョンホを犠牲者だと目星をつける。

▼同じ時刻,ビョンホは,課題を達成した自分を廃棄させることによって安全を保とうとする北側の陰謀を知るようになる。身分露出と生命への威嚇という絶体絶命の危機に陥ったビョンホ。選択の瞬間,彼のそばには,スミとチェコ製暗殺用拳銃22口径があるだけだ。
sunairi: 特別に面白くわなかったし、少し在り来たりな感じもした。しかし、最後まであきもせずに見れた。何ででしょうね、主人公のビョンホを慕う後輩の青年。北朝鮮のスパイかもと思っていながらビョンホの人柄に信じてみようと思う回り、それを旨く演技し、ゆっくりと余裕のある雰囲気で作られてます。

Tuesday, August 26, 2008

ガールスカウト 걸스카우트 Girlscouts


アップグレード人生を夢見ながら,株式から衣料品店まで,暇ができるまま財テクを企てるが,うまくいかず,生活界のマイナス手に通じる30代ミギョン。

孫がいるはずの年齢なのに,白手(プータロウ)息子の世話をするため町内スーパーで仕事をする老将サラリーウーマン60代イマン。

夫をあの世に送って,息子2人を育てるために,お金になることなら何でもして見る,がむしゃらの暮らし屋40代ポンスン

格好いい人生を夢見ながら,毎週胸をときめかせてロト当選に熱を上げる20代ウンジ。

同じ町内に住んでいるということのほかは,特別に通じることないように見える4人の女性に一生一代の事件が発生する。誰かが,彼女たちの血のような掛け金を予告もなく,持って逃げたこと。

あわてて容疑者の隠れ場所を捉えるのに遅れをとったミギョンは, 事件解決の核心となる決定的な糸口を発見し,くやしい心に寝そびれたイマン,ポンスン,そして姉さんたちを助けると快く乗り出したウンジと一緒に容疑者出 没地域と予想されるミサリ近くのカフェに潜伏しながら,セルフ追跡を敢行する。

当初の計画とは違って,容疑者は簡単に姿を表わさず,結局,敵に会う前にそれぞれ違った意見衝突で内紛に包まれる4人の女性たち。自暴自棄して,心の内を開いている間,待ちに待った悪い容疑者を二つの目で確認する。

しかし,予想できなかったまた他の黒い勢力の出現で,事件は,予想できないほど絡まって行く。追跡に熱中するポンチョン3洞ガールスカウト。私のお金を目の前に置いて,このまま奪われるのだろうか。
sunairi: 『私の名前はキム・サムスン』で超お馴染みになったキムソナです。オもろいおばさんといえばのナ・ムニも出ています。痛快な話と面白い人たち、楽しんですっきり見ました。

Sunday, August 24, 2008

マパ(麻婆)島 마파도  Mapado &麻婆島(マパド) 2 마파도2 Mapado 2: Back to the Island

マパ(麻婆)島 마파도  Mapado

当たりの宝くじを持って潜伏した女性を探してマパ島に潜入した二人の男のとんでもない冒険談

▼160 億ウォンが当たったロト当選券を持って逃げた一人の女性を 探すため,模範与太者ジェチョルと不正刑事チュンスは,地図にもない怪しげな島「マパ島」へ釣師に偽装して潜入する。島の全体人口は5人,構成性比女性 100%,共同生産,共同分配,共同使,共同所有で暮らしているおかしな島マパ島。

▼そこで思いがけなく出会った強敵は,まさに20年間も男見物ができなかった猟奇的な五人のおばあさんたち。ジェチョルとチュンスは,素朴な表情で丁寧に上手く労働を強要する五人のおばあさんたちの恐るべき来貢(?)に対抗して,無事に任務を完遂できるだろうか。
麻婆島(マパド) 2 마파도2 Mapado 2: Back to the Island
2005年の韓国封切りで,全国310万人余の観客を動員する興行成功を収めた<麻婆島(マパド)>の続編

▼相変らず一発主義を夢見ながら,件数を尋ね歩くチュンスは,財閥会長パク・タルグの初恋の人探しというミッションを受けるようになって,パク・タルグの故郷トンベク(椿)島へ向かう。

▼同じ船に乗ることになった花の美男子ギヨンとチュンスは,暴風雨にまきこまれ,ある人里離れた島で目を開けるが,そこはなんと,よりによって,またマパ島だ。

▼マパ島には,相変らず猟奇おばあさん5銃士が仲良く暮らしていて,何年かぶりにチュンスと再会したおばあさんたちは,久々に訪ねてきた二人の男を血便が出るまでこき使うのに余念がない。

▼ より一層,強力に,巧妙に,悪辣にアップグレードされたおばあさ んたちの労働搾取を避けて,初恋の相手が暮らしているというトンベク(椿)島に逃げる工夫をしたチュンスは,ある日,トンベク(椿)島が,マパ島の別名だ という驚くべき事実を知るようになって,5人のおばあさんたちの過去を根ほり葉ほり問い質すことになる。

sunairi: 何故この映画を見る前は面白いと思ったのだろうか?どうでも良かった。もっとリアリティータッチのドキュメンタリーっぽい物かと思った。なんかこの写真にだまされたみたい。

期待しただけに偏見バリバリで見た。

Miranda July について

そうです、そうです、騒がれていますね、この人。
Yes, this is the Miranda July wo has been on the scene lately.

http://mirandajuly.com/
http://www.imdb.com/title/tt0415978/
http://en.wikipedia.org/wiki/Miranda_July

Buddha Collapsed Out of Shame by Hana Makhmalbaf

見てませんが、見たい映画です。I haven't seen it, but it is the first on my list.

Friday, August 22, 2008

弓 활 The Bow そして私のキム・ギドク・フェスティバル

釣師たちに場所を提供しながら,人里離れた島の前の海に浮いている古くなった船で暮らす老人と,少女の奇異な愛を描いた映画 ▼人里離れた島の前の海に浮かんでいる古くなった船に,老人と少女が10年前から暮らしている。 ▼老人は,釣師を乗せることで生活していて,少女は,おじいさんを手伝っている。淫蕩な釣師たちから少女を保護する老人の武器は弓であり,普通の時には楽器として使われる。 ▼ある日,大学生が釣りにきて,少女を見て魅惑される。そして,老人が少女と結婚することを知った彼は,少女を陸に連れていこうとする。
sunairi: 「えっ」と声を出したくなるような映画です。その「えっ」は、いい意味なのか悪い意味なのか、結構、映画『息』からキム・ギドクが気になり始め、遡って見ていますけど、やはり『息』の様なバランス、狂気、そして色んな意味で整った映画は中々、『絶対の愛 - 時間』も良かったけど。この『弓』は2005年結構後期に作っている。これはびっくりした。初期の作品とばかり思ってみたからだ。やはり、『魚と寝る女』に比べるとかなり映画作りが旨くなっている、狂気といわんばかりの変体性が出てくるキャラクターの顔、行動と共に、『えっ』と信じがたいシーンに遭遇する。

それにしても主人公の女、ハン・ヨルムは『サマリア』に出てくる人、少し顔が東南アジア系だ。今回も不思議ちゃんで、爺さんに拾われたというか誘拐され、言葉も喋れないまま育てられる、18歳のなった時、お爺さんと結婚をすることになっていた。お爺さんはどういう切欠で海に住んでるのか?金がなかったのか、人生の復讐の為にこの女の子を生贄にしてるのか、と考えるうちに、女の子はある釣りに来た男の子に興味を持つ、同じぐらいの歳同士、好きあうが、必殺の爺の弓に身を震え上がらす事になるが、最後は女も外に出たいとの意思表示、あれだ爺が楽しみにしていた韓国の昔の仕来りの結婚式を挙げたあとわかれると言う事になる。

爺は嬉しそうに結婚式を挙げる、そして女が眠ったあと、海に飛び込み自殺、飛び込む前に空に弓を打つ。時間がたった後、若い男が女が眠っているのを見つける、女は寝ながらオーガズムを、その股座に爺が打った弓が落ちてくる、処女が失われた。なんとも「エッ」といいたくなるような展開と摩訶不思議。

『息』『時間』『うつせみ』などは現実の中に狂気が存在した、しかし『弓』の爺はキム・ギドクではないか?自分の欲望の為、映画を作り、一度作ったらもう失われるはずである、真実は?爺とはキムギドク?韓国の昔の仕来りの結婚式はキムギドクの母国韓国からの無視?そして若い女を閉じ込めているのは、キムギドクの映画に出たって有名になるはずがない女優や俳優、世界で有名になっても、キムギドクのレベルでは、中国のコンリーみたいな事にはならない。ただ映画俳優になったと勘違いするだけではないか。なぜならギドクの映画は淫らでしかないから。芸術とは前衛とは、女をその様な目でしか見ない男尊的な価値観が反映されているということでは?そんななんやかんらを静かな水の音と波の音と、あの弓を奏でる爺の音楽、マストに上がり信じられないような良くないシネマトグラフィーで爺が音楽を奏でる。今回のテーマはこれか?これも『えっ』だった。

最後爺は歳を忘れ、女を愛する為、見ちゃあいられないぐらい子供のようなり、自殺を失敗したり(「えっ」)、女を何回もたたいたり(寝るとき手をつないでもらえなかったから「えっ」)、そしてその爺のアップはなんか歳をとってしまった男の近くで見てはいけない深い悲しみ、人生の悲しみの様な物を感じました。これは「えっ」ではなかった。

最後、映画が終わると、『弓をぴんと張るといい音がする、その弓の様に生きたい』とのメッセージ、誰のメッセージやねんと思いきや、キムさんではないか、監督の。なんやそれ、あんさんの小言か。あんさんの教訓か?あの爺でのメッセージではなくて?何でやねん。なんか映画の内容と違っとりませんか?爺が自分を疑う物は弓を打っていくというのは、キムさんの................。

「えっ」

「えっ」 な、私のキム・ギドク・フェスティバル

(1996)  
まだ見てない

ワイルド・アニマル (1997)
まだ見てない

悪い女~青い門~ (1998)  
まだ見てない

魚と寝る女 (2000)  
タイトル、状況、コンセプトは好きだったが、見たところ好きではなかった。

リアル・フィクション (2000)
まだ、

受取人不明 (2001)
これ初めて見たキムギドク、これでびっくりもう見るのやめようと思った作品。
前回の「ブラックブック」の批評の中で書いた、「春夏秋冬そして春」を手がけたキム・ギドク監督の作品です。この人の目の付け所、内容、其の事項が持つ社 会背景などはとても良いと思うんですが、結局作り方、あらすじの展開の仕方などがいつも強制的です。少しばかりとってつけたようなといった言い方が真っ当 な気がします。後で読んで判ったのですがこの映画70年代を物語ったらしいのですが、スタイル的に(とり方、ファッションなど)全く70年代と判らず、現在の社 会の状況かと思いました。この物語が繰り広げられる村(町)は貧困のどん底といった具合で、映画を見ながら現在の韓国もこんな場所があるんだなーと、偏見 をかもし出していました。でもこれは監督の演出失敗かな?ですね。日本に帰るとき飛行機の中で見た、昔の青春物語っぽくて、くさかったけど涙が出たリュ・ジャンハ監督の「春が来れば」でも韓国の田舎の貧困が目立った。韓国映画を見始めたばかりの僕は少しまたこれで偏見を持ってしまいそうになりました。知らないって本当に怖いですね。さて「受取人不明 」ですが、いろいろな状況を扱っています。貧困を生き抜く村人、子供のとき遊んでて片目を失い、其の見た目に苦しむ女の子、其の子を好きないじめられっこ の男の子、米国兵黒人との関係で出来た男の子を持ち、今でも其の黒人兵を待ち続ける若い韓国の母、其の黒人兵の息子は村にいる犬を殺し金を儲ける野蛮な男 の元で働くが、野蛮な男は其の黒人兵の息子の母と付き合ったいる。色々と複雑に交じり合い物語りはかなり早めにからからと展開します。まあ、其のスピード 感は気持ちいともいえるのでしょうか?芸術的な作品が持つじわーっとした、退屈感はありません。結構感情的な物語が繰り広げられ、米国人の兵士はアメリカに帰りたいのにそこにいなければいけないフラストレーションから片目の女の子を好きにな ります。米国ミリタリー病院で彼女は目の手術を受けます。其の子を好きだった男の子は、目の手術を受けたいがために兵士と付き合う女に幻滅します。しかし 彼女は本当は兵士を愛していません。兵士はどんどんバッドに入り、ドラッグをして...........ほらドラマチックでしょ。いろんなことがヘビーに起こったのですが印象はとても軽く、「あー良い映画見た」感は無かったです。終わった後、変な映画だったなーと思いながら監督名を見たらキム・ギドク監督でした。

悪い男 (2001)
まだ

コースト・ガード (2002)
まだ

春夏秋冬そして春 (2003)
これは凄すぎる
そして少し前映画館で見た「春夏秋冬そして春」を思い出しました。絶景な背景、湖の真ん中に浮かぶ禅寺を渡り舟を漕いで向かう和尚さんと小さい男 の子、霧が立ちこむ情景の中、少年の顔がアップになります。こう書くとよさそうに聞こえませんか?それがですね、少年の顔のアップの映像が何かおかしかっ たんですよ。少年の顔はお饅頭のように至ってかわいいのに、なんかカットとクロースアップが何か可笑しい気持ちを催させたんですね。あれーこの映画もしかして全然良くないかもって。その後は其の悪い予感が的中、少年は青年になり女体の誘惑から禅寺を去り、女性を殺しかえってくる、それを見た和尚さんは其の少年(青年)を育てた責任か ら自らを火で焼き死ぬ、少年(青年)は大人になり、禅寺に残り、自らを心身ともに鍛える。其の鍛え方がすごかったんです。体に石をロープでくくり山を登 り、氷の湖の上でヨガとカンフーをミックスしたようなエクササイズをする。其のときの音楽がまたすごいのって、ニューエイジ的な音楽の中、女性の演歌系の 叫びがバックで響き渡る中、大人になった青年は筋肉もりもりになり............もう其のシーンのイメージと音楽がかなりインパクトが強かった ので、物語の結論も忘れてしまいました。後で聞いたら大人になった少年、あのすごい猛烈な心身鍛錬を行っていた俳優は実を言うとキム・ギドク監督だったんですね。あれまー超ナルシスト!ご自身だったのですらー。

サマリア (2004)
まあまあ、画像が綺麗
sunairi: 援助交際というタイムリーな内容で多分、キム・ギドク監督も少し流行的なことをしようと思ったのでしょうが、何故か、女優のチョイスがあまり今風ではない。そのサマリアと呼ばれる女の子の顔が少し東南アジア系の顔だった為、今の韓国の女の子と言う設定が少し旨くいってないような気がした。もう少しすっきりの顔の切れ目の女の子だったらもっと今風ではなかったか?しかし、つまらない映画に良く有るめんどくさい話の展開、もうわかっているけど見なければいけないと言ったような物は全て綺麗にもぎ落とされ、シンプルな展開説明を入れない静かな雰囲気がとても見やすい。『アドレス・アンノウン』やら、『春夏秋冬そして春』みたいなとってつけた感はない。『息』の時の静かな展開の速さや、『うつせみ』みたいにピアノの音楽が寂しさを演出する感じで、この映画は進む。とても綺麗。女の子達の関係はとても同性愛のプラトニックなものです。一人がもっと好きで、一人は色んな男と寝る事が好きな女の子。二人で旅行に行きたいがため、売春を行っているが、寝る男男と感情移入してしまう一人に、女は嫉妬をする。しかし、セックスをすることで男性を浄化しというインドのパスミルダの伝説。少しこれは男性の女性に対するピュアなイメージの願望のあらわれ。最後に父が娘がどういった理由であれ売春をしていた事を知り、理解に努力し、寝た男たちを復讐し、娘と一緒に妻の墓に行った後、父は娘を放し飼いにする。見捨てると言うことだ。父は妻が死んでも一生懸命生きた。誰とも寝ずに、誰とも何のこともせずに。なのに娘はこんな事を、父は傷つき娘を見捨てる。これは女性に対するピュアでいて欲しいと言う欲望。所謂完ぺき主義では?もちろん父はもう結構来てる人だ。仏教や神の信念を娘の登校時に説くと言ったぐらいの激しいストイックな性格。だから故娘さえも許せないとは。少しびっくりする。少しこれは女性差別では?結構女性の結婚前のセックスに少し保守的な韓国のイメージが浮き上がったような気がする。(これは今でもそうか知らないが)。結構キム・ギドク監督、真面目で、ストイックで、理想が強く、そして混沌とした物を感じる。

うつせみ (2004)
うーん、前々回のリビューで書いた映画「春夏秋冬そして春」のキム・ギドク監督の2004年の作品です。2004年ヴェネチア国際映画祭で最優秀監督賞をとった作品です。これは、あれだけ「春夏秋冬そして春」で悪口を書いたのですが、「うつせみ」は結構気に入りました。映画は始まり、スマップとかトキオとも言っても可笑しくないジャニー系の俳優、ジェヒ(JaeHee. 재희)。ジェヒが扮するテソクは孤独の町の生活の中、人の家に勝手に入り、何も盗まず唯何日間か住み続け渡り歩く若者。大きなバイクに乗り、無言で(この 人は喋れない役?)、流離っています。この出だしは少しうーん、トレンディー映画じゃんと思い、 キム・ギドク監督だなーと思いましたが、なかなか最後まで見ると少し心にしみました。音楽のチョイスは「春夏秋冬そして春」にも言えるけど、ダサダサ。この監督本当に女性の叫び系のメロドラマチックな曲が好きですねー。時たまゆっ くりと流れるエリック・サティの『ジムノペディ』の様なのが一瞬流れます。ああいった感じの音楽をずっとバックに流せばもっといいのに、と思ったりもしま した。すると、突然女性の叫び系のメロドラマチックな曲に成るんですね。静けさが気持ちいいなーと思ったところで。ところで余談ですが、ジム・ケリーが出ている 「エターナル・サンシャイン」(Eternal Sunshine of the Spotless Mind)の音楽は、John Brion / ジョン・ブライオンというコンポーザーが作っていますが、この映画でよく流れるあのピアノの曲は本当に名曲だと思います。何階聴いても素晴らしい、ジムケ リーが其の時の彼女のタンジェリーンを呼んでいる時の感傷的なシーンを鮮明に思い出します。さてさて、少し疲れた顔が綺麗な女優イ・スンヨン 李丞涓 이승연 I Seung-Yeonが、愛が無い結婚の家庭で感情が果て無口になってしまった妻の役をします。映画開幕の時は野蛮な夫に顔を殴られ、ほほが一面酷い色に 成ってたりしますが、(こんな演出は少しまた大げさで一瞬あーあーキム・ギトク監督ー!と、思いがちでした)話は進み、イ・スンヨンの演じるソナの悲しげ な表情、そしてテソクと会い、徐々に恋に落ちていく様は、この二人の無言(本当に全く喋らないんですね)の演技の中で微かに波打つように来るんですね。孤 独であり純粋に生きるテソクの変な習慣、たとえば勝手に住んでいる人の家で、其の家の持ち主の洗濯をやってあげたりとか、それも洗濯機ではなく手で。とっ ても美味しそうな韓国料理(チゲやら前菜の盛りだくさんな所)をささっと作ったりなどと、中々この映画野中で色々な素敵な要素とし光ってます。しかし波乱万丈、激しいキム・ギトク監督であるから、アレーという様な展開はありますが、それが話の展開のよさのオブラートに囲まれ全く目立たなくなり、映画が終わった後は結構すっきり感と然るべき落ちた愛の好印象が残ります。二人の環境の雁字搦めな毎日、お互いの孤独の発見、結びつき、そして其の微かな愛が芽生え、それでも降りかかる苦境に耐え、最後はあっと驚かせるハッピー・エンディングがきます。うーん、これはやられたなー。キム・ギトク監督のほかの映画では激しく出すぎる鬼才さが、うまーく、バランスよく、美味しく出来あがっています。うーんトレヴィアン!ヴェネチア取ったの判るわ!

弓 (2005) まあまあ

絶対の愛 (2006)
いいです!
sunairi: キムギドクの映画は見やすい、よく有るつまらない映画の説明臭い状況の成り行きのじわじわ感が全くないのだ。ストーリーを語るのが下手と言うのだろうか?友達と見たらあちらこちらで『今のシーン変じゃないですか?』とか、『えっ!おかしい、今の!』みたいな言葉が連続。僕は結構慣れていて、普通に見てたのですが。僕としては変にじらされるよりさらりと物語に入ってくれるぶっきら棒さが気に入ってる。これはスタイルとしてだけど。話はいつも成るほどやっぱりキムギドクだと、思う。彼って結構トレンドとか意識してるかも。それとタイムリーな社会問題をかなり扱おうとしているところが、なんか芸術映画的な趣を感じてた僕は何故かがっかりした。キムギドクはいつもピュアな願望、その切望と、余りにも残酷な現実とのギャップに生まれる苦悩を描く。苦悩が気を動転し、思い込みが異常なオブセッションへと変わっていく。結構このパターンが多い。しかし友達も言ってたけど、結構男尊主義ですね、このau・teurと言う言葉、(強い創造的演出力を発揮する)映画監督と言う意味だが、au・teurとしての表現の自由を得た時、特に男性の作家は神の様なパワーを自分に感じるのではないだろうか?僕はこの自由を皆が働いているのに毎日が日曜日のような暇に感じパワーどころか、無力感を感じた。キムギドクはそう思わなかったんだろうね。彼はその暇と無力感をカリスマに変えたに違いない。いいのか悪いのか?でも見てしまう監督。

ブレス (2007) これが傑作だと思う。
砂入:久々に見ました、キム・ギドクの映画。少し『私たちの幸せな時間』を思い出しました。しかし、キムギドクの映画にいっぱい出てる女優、パク・チアはとっても狂気の顔。この人が死刑囚のために壁紙を持ってきて監獄を訪問、部屋をトータルコーディネイトで服も四季に合わせ装って、歌を歌うんですがその素人ののりのりの姿、一生懸命に声を張り上げてうたう音などがなんか非常に強い印象を与えました。本当に狂気と言う言葉が似合う感じでした。その感じがキムギドクの精神の行ったところを表す気がして、凄みとも感じました。伊丹重三と宮本信子と言った感じで、付き合ってるか結婚してるか知りませんが、キムギドクとパク・チアはそういった仲でしょうね。


Wednesday, August 20, 2008

『あの子を探して』 一個都不能少 Not One Less, 1997

1ヵ月間学校を離れることになったカオ先生の代わりに、村長から代用教員に指名された少女ウェイ。可愛いけれど、やんちゃで生意気な28人の生徒たち。 “生徒が一人もやめなかったら褒賞金をあげる”というカオ先生の言葉を信じて、子供たちを懸命に見張り続けるが、ある日、いつもウェイを困らせていた少年 チャンが都会へ出稼ぎに出てしまった……。
 「紅いコーリャン」「菊豆」のチャン・イーモウ監督作品。
sunairi: うわー、チャン・イーモウ監督の強烈な良い映画。強烈というと悪い言い方ですね。

この映画はドキュメンタリーっぽいフィクションで、韓国の「おばあちゃんの家/家へ… 집으로… The Way Home キム・スンボム」やらイランの「友だちのうちはどこ? アッバス・キアロスタミ "Where Is My Friend's House" Abbas Kiarostami」などを思い出します。多分意識してるでしょうね。この話の展開、映像、音、雰囲気などは。

仕事欲しさに小学校の教員補助の仕事を始めた女の子、先生も生徒もみんなも結構適当、それがこういった田舎の醍醐味、中国の田舎は特に、中国ユナン省のリージャンにいった時、小学校を見たがやはりこんな感じだった。何か、ぎっちり基本を教え込むやり方の日本を体験した僕はこういった風がいつも吹いているような勉強の仕方はびっくりだった。

この映画もその雰囲気を促しながら始まります。ウェイ先生は、適当に黒板に字を書き、「それを写せ」と言い生徒を部屋に閉じ込める有様。最初はこのウェイ先生の態度と田舎顔が無性に腹立たしく、ふてぶてしいと思いそのまま話がスムーズに進む。

しかし見ているとこのしぶとさ?が一生懸命さに変わってくるんですね。それも素直に。最初の動機はわからない感じだけど、それが余りもの一途さですばらしいものに変わっていくんですね。見事に。

ここら辺は現代の映画監督として、チャン・イーモウ監督はメディアを巧く巻き込んでいく話の展開にしていくんですね。それも超自然に、そしてマジカルに。なんか夢、希望とそして社会の批判と一緒ゴタになって、巧くフィクションが中国の現実の問題と絡みいってかんじで。

Sunday, August 17, 2008

静かな世の中 조용한 세상 The World of Silence


平凡な家庭ドラム洗濯機で,多世帯住宅の屋上水タンクで,幼い少 女たちの溺死体が相次いで発見される。身元不詳の幼い少女たちの死。現場の目撃者も,犯人の痕跡もない。残された証拠は,少女たちが発見された現場ごとに 残されたピエロ人形だけ。そして,死んだ少女たちの口元には,人形のような悲しい微笑が残っている。

残酷な犯罪現場さえ日常になってしまった強力班5年目のキム刑事 は,容疑者の手配ビラを懐に隠し持つほど,相変らず熱情的だ。キム刑事は,容疑者を追う現場でミステリーな一人の男に会う。身上を把握する余裕もなく消え た男。捕まった容疑者たちは,その男について分からないと供述しながらも,おかしな男だと口をそろえて話す。キム刑事は,別の人質劇現場で人質犯と対立し ているその男とまた会うようになる。リュ・ジョンホというこの男は,乱暴な容疑者をあっという間になだめ,人質事件を解決して突然消える。

願わなくても他人の心が聞こえる男リュ・ジョンホは,幼い時,自 分の超能力のために初恋の人を失って以後,世の中との疎通を拒否したまま韓国を離れた。そして15年ぶりに帰国し,偶然に委託児童スヨンを引き受けるよう になる。鏡のように自分だけの世界で疎通を拒否するジョンホと少女スヨンの微妙な同居。ジョンホは,スヨンのきれいな瞳に過去の愛を思い出しながら,自分 の世界を破って徐々に心を開き始める。

一方,3人の少女が痕跡なく消えた少女連鎖失踪事件を追うキム刑 事は,両親が交通事故に遭ったために委託保護中のスヨンが,4番目の犠牲者となる可能性を考えて本格的な捜査を始める。スヨンの委託保護者は,まさにミス テリーな男リュ・ジョンホ。キム刑事は,神秘な能力を持ったリュ・ジョンホの正体が何なのか,わからず混乱する。そして,鉄桶のような監視にもかかわら ず,スヨンは消え,スヨンを救うため,二人の男の力に余る戦いが始まる。砂入:最初からDVDの表紙で、あーこれなんだろうと思わせる映画でした。興味をそそられたけど、ホラーではと遠のいていました。ジョエルの推薦で借りてやっとの事で見ました。友達のハリンさんの大推薦でもありました。パク・ヨンウ旬な俳優ですね。どんどん深まってくる、最初は『甘く,殺伐とした恋人』でした。超面白いキャラで気に入りました。その面白いキャラを買われたのかすぐ後に『私のちいさなピアニスト』でオンジョンファをしとめるピザ屋のオーナーの男役。そして今回は面白、かっこいい、やる時はやる派の刑事役。はまってます。

甘いしかし真面目なマスクのキム・サンギョンは彼には結構最高級の男役、不意な理由であろうが、引き取った女の子を愛し、死んで助けるというヒーローを頑張りました。骨太でごつい、しかし甘いマスク。しかし真面目すぎるんですね顔が、だから役が中々ないでしょうね彼は。と思って出演作品名を見ると少ない。やはりで。

格調高いつくりの映画でした。音楽、カット、イメージ、ライティングに高級感があり、題からして静かな質感を張り巡らし、最初から最後まで飽きさせずさらっと見せることが出来る映画作りだと思います。監督
チョ・ウィソクは少し気になりますね。第1作の「ひとまず走れ 일단 뛰어 Just Run」も見てみたいと思いました。

キム・サンギョン 김상경

sunairi: Pak Yong-U is a good actor.....or it is wrong to say he is a good actor. He is an actor with much promise to be. I first saw him in "My scary Girl." He was funny as hell without any pretension....like he is a humor living as he is. Then that talent came alive in "For Horowitz" with Korean Madonna, Eom Jeong-Hwa, he is a pizza fast food place owner who finally conquers a woman who used to dream about becoming world famous pianist with his humor and persistence. Then with this film, he is tough, funny, down to earth, and with such an instinct for finding key to solve a crime as a detective. He goes right into the character.

However, Kim Sang-Kyeong, another main actor of this film with such a dignified, sweet, and lightly nerdy face becomes a man of men, by accidents he allows a young girl without parents to live in his house, and grow to love her, and devoted his life to save her and give her his eyes since she was going blind. He was nothing but a hero, super dignified with his think-boned face but sweet, and slightly cute. But, his face seem to be able to afford only serious person to act in.

The movie was well made, with great music, great visual, great lighting, and it never made me bore seeing from the beginning to the end. As the title sings, it had an elegant texture of film making in quiet and quite an active story. The director is
Jo Ui-Seok, this is his second film and the first is, "Just Run." Seeing his second film so well-made, I am curious to see his first.

パク・ヨンウ Pak Yong-U 박용우 と キム・サンギョン Kim Sang-Kyeong 김상경

Saturday, August 16, 2008

秋の童話 가을동화

2000年放送時の視聴率は40%以上と、記録的な大ヒットとなったトレンディ・ド ラマ。日韓共同制作「フレンズ」のウォンビンなど、若手人気俳優が多数出演しています。幼いころ誤って兄妹として育てられた男女がやがて再会。複雑な人間 関係に揉まれながらも、恋に落ちていく…。

ユン・ジュンソ役:ソン・スンホン & シン・ユミ役:ハン・ナナ & チェ(ユン)・ウンソ役:ソン・ヘギョ & ハン・テソク役:ウォンビン

sunairi: 普通かなと最初は思いきや、途中から最後まで涙が滝のように流れました。お涙頂戴のお話なのですが、その苦境と複雑な関係の中での様がとっても生きていたんです。それぞれのストーリーが積み重なり、見事に生かされてました。

主演男優役のソン・スンホン  ジュンソは少し真面目すぎの顔で、硬い、しかし幼少の時の面影を残しギョロッとした目で共同不振になったり、少年になったりで、色んな顔を見せてくれます。主演女優のソン・ヘギョ ウンソは少し綺麗すぎて、幼い頃のくりっとした可愛さがなくなり、すこし冷たい感じだと思いましたが、中々味が出ました。今回のはまり役は、 ハン・テソク役:ウォンビンでした。ウォンビンは日本でも女性に大人気で、彼は自然に男らしいんでしょうね。なんかさくっと切れた感じの正確で、正直に男らしく波をたて、そして決意と自分を委ねるんですね、好きな人の為に。なんか最後はウォンビンの喋るシーンは全部涙が出てました。

とてもよかったと思います。少し音楽(『禁じられた遊び』何回もが流れます)がとてもいいのに映像がとってもモダンで少しそれがミスマッチのような気がしました。映像はいい時と普通の時と、よくないときもあり、しかしこれはテレビドラマ、映画ではないのでオーケーです。

不幸な状況で育った二人の女性、その不幸な状況の出だしよりも、後半の愛に対する盛り上がりが素晴らしく、一気に見ました。途中じれったく感じる場面が何回もあったけど、最後はいい。

東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜

1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは女手ひとつでボクを育てた。オ カンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒 業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。
sunairi: 表紙がよさそうで、それと最近オダギリジョーが気になっていて見たいなーと思っていた映画でした。先ず、映画よりも、今日は清清しい日でした、朝から髪を切り掃除をしてすっきりした後、ご飯を食べ、韓国のドラマ『秋の童話』(これがいいんだ、また)を見て、この映画を見ました。今日は、昨日のジョエルへのコンフェッション電話メッセージの後で、腹が決まった後で、辛抱し強くなるという決心をした後で、頭がすっきりとし、入ってくるものが多感で良い鑑賞となりました。そしたらジョエルからイーメールのメッセージが、嬉しくなります。

中々良い映画でした。あっさりと作ってあり、淡々とひとり立ち、迷い、遊び歩き、そして人生を母の愛と共に歩み、そして母の死を一緒に迎えるという最近では珍しい仄々とした映画でした。オダギリジョーは痩せていて、トレンディーで、きざで、派手です。ですけど結構骨太の俳優だと思います。彼のプロフィールを見ると、米国へ留学し間違えて俳優の勉強しここまで来たという流れるような人生。そんな彼の生きかたがこの様なキャラクターを極自然に超ありのままで出来るという事が見えます。

見た目の派手さで確り彼のことを誤解していたのが彼が出ている映画『ゆれる』、『パッチギ』、そしてこの映画でわかります。この様な存在は現在の日本では大切なんでしょうね。方向性とか行き方を定義できる若い人。
 

Friday, August 15, 2008

紅いコーリャン 紅高梁/Hong gao liang/Red Sorghum

1920年代末の中国山東省。 私(語り手)の祖母・九児(チウアル)は、ラバ1頭で父に売られ、親子ほど年の離れた造り酒屋の男の元に嫁ぐことになる。御輿で嫁入りに向かう途中、彼女 は強盗たちに襲われるが、御輿の担ぎ手・余占鰲(ユイチャンアオ)に救われる。実家に里帰りして、再び嫁ぎ先に向かう道すがら、再び強盗が彼女を襲うが、 その正体は余占鰲だった。お互いに惹かれあっていた2人は、コーリャン畑で結ばれることになる。やがて夫が行方不明となり、造り酒屋を継いだ九児は余と結婚。コーリャン畑で結ばれた日に身ごもった子供・豆官(トウコアン)も生まれ、幸せな日々が続くのだが、やがてそこに日本軍が侵攻してくる……。

The film takes place in a rural village in China's eastern province of Shandong in the 1930s. It is narrated from the point of view of the protagonist’s grandson, who reminisces about his grandmother, Jiu'er. She was a poor girl who was sent by her parents into a pre-arranged marriage with an older man. This man, who owned a distillery, suffered from leprosy.

The girl places a pair of scissors in her blouse before traveling by sedan chair to meet her husband, supposedly to protect her from any of the leper's advances. As her wedding party, consisting of workers from the distillery and one hired sedan carrier, crosses a field of sorghum, it is attacked by a bandit with a pistol.

One member of her party, the hired member, fights off the assailant, who turns out to have a fake pistol, and a series of subtly flirtatious looks are exchanged. After she reaches the winery, the man disappears. He returns to the screen while Jiu'er is returning from her parents' house. We see him wearing the same mask as the man who attacked them the day before. He kidnaps Jiu'er and after a short chase, reveals his identity. He then clears some sorghum and they make love.

After the leper was mysteriously murdered, the young widow takes over the distillery, which has fallen on hard times. She inspires the workers to take new pride in their wine, and once again meets the man who saved her life and then deflowered her. He arrives drunk and tries to claim her, telling the distillery workers how he deflowered her and that he is going to sleep in her room, but she tosses him out and he makes a fool of himself in his drunken rudeness. He sleeps in a liquor vat for three days, while the bandits kidnapped Jiu'er and asked for ransom, which the distillery workers paid. The bandits did not rape her because she told them she had slept with her deceased husband, the leper.

Later, the man who deflowered her comes back again, when they make the first batch of liquor. He takes three vats of the liquor and urinates in them, to the shock and sadness of the employees. He tells them (and the widow in particular) to "wait and see." He then carries her off and it is implied he again makes love with her. He meant it to anger Jiu'er, but somehow his urine makes the liquor taste better than ever before. The longtime distiller, Luohan, leaves in disgust, presumably because of her affair with the hired bearer and the resultant bastard son, the narrator's father.

The style of the film shifts from fable to realism when World War II begins and Japanese troops invade the area. The Japanese soldiers order forced laborers to flatten the sorghum fields. The widow Jiu'er and the winery workers are among the forced laborers. They then order a butcher to skin the bandit alive. The butcher resists, but is given a choice of death or skinning, as a reminder to the laborers not to resist. The butcher is near to doing it, and attempts to attack a Japanese soldier. He is machine gunned, and the butcher assistant is given the task, to skin Luohan, the distillery worker, lest he himself be skinned. He does the skinning, and loses his mind. The narrator then identifies many atrocities of the Japanese during the war and notes Luohan as a member of the Communist resistance.

They then have a liquor tasting ritual where they celebrate Luohan and his liquor, where Jiu'er recommends the distillery workers avenge his death. All of the distillery workers toast with the liquor, as does Jiu'er's son, the narrator's father, with the same song that Luohan sung at other rituals. In the early dawn, they set an ambush and take liquor with them to use as a fire bomb, which is urinated in by Jiu'er's son. Later, the boy runs back to the distillery and tells his mom the men are hungry. She arrives in time to be machine-gunned by the Japanese. The ambush is a noble disaster, with cannons misfiring and killing some of the ambushers but their homemade liquor grenades destroy the Japanese trucks and troops, as well as most of the distillers. In the end, there is nothing but scenes of death, with the narrator's grandfather and father observing a red eclipse symbolic of the death and destruction and the red color of the liquor. The narrator's father is left chanting a prayer for his mother to rise to heaven at the close of the film.


Sunairi: 凄い映画でした。ビデオ屋で表紙を見ただけでビビびっと来ました。なんか凄そうな。そしてやはり凄かった。乱暴で、荒々しく、そして力強く、美しく、いえ、本当に美しく、非常に情緒的に。赤いコーリャン、もろこし畑の中で誘惑、そして交わり。コンリーは若く少年のような眼差し。最初っから最後まで情熱が迸る映画です。完結も簡潔で、切れがいい。ほら、ぎらぎらした日っていう表現があるじゃないですか、チャン・イーモウの「紅いコーリャン」はそんな感じです。ぎらぎらしています。


チャン・イーモウ、天才ですね。僕は『紅夢』と『活きる』を見たことがあります。大学の時見たけど、品がいい歴史とそのうちに見える混沌とした文化か鮮やかに出ていて、歴史物でもこんないいものでいいんだと思ったことを覚えています。『活きる』 では、コンリー(英語ではGong Li、ゴング・リーと言うのです)が強いそして心がある母親役で、可愛らしい子供の事をlittle bun(饅頭/マントウ)と呼びます。その呼び方がなんとも、可愛いというか、愛らしいというか、なんかこの映画をよく象徴していたと思いました。

sunairi: What a movie! When I saw the DVD cover of this film, something strong and exciting could be seen. The red cover gave me a spice of violence, which it did have and the traumatic-epic it would have from the way this man and the little boy standing in front of seemingly mother-like figure in red, red bloodly mess.

However, I wouldn't have thought like horror, like coarce American Horror, because it is Zhang Yimou, the director of this film. I have seen, "Raise the Red Lantern" and "To Live." They both had gracefull ways of telling historical stories, also both featuring Gong Li, who is a main actress and the core of the story of "Red Sorghum." She looks much younger than two films I have seen. She is almost a boy-like, whether it was an acting........since she was heading to her rich husband, whom she was sold to by her father, so she was a virgin not knowing man..............so she was like a boy as she was acting, and the acting was so convincng dipicting that phase of life for young girls and beautiful in that glim of boyish innocence.

This movie is so strong, passionate, beautiful and simple in its telling as well as its way of being filmed. Camera panns the emotional tone through the field of Red Sorghum. Reminding me of "Sunflower (I Girasoli)" by Vittorio De Sica, the landscape is the tone of emotion, in this film, the red, the Chinese red, blood red, passion red, and red that is strongest color of all.

It kind of suddenly ends with bombing the Japanese army and there happens a sharp irony with the mother getting killed. Coming from a little boy, he sings a song for a mother in a all-knowing manner and wit about his farewell with strength to live. It amazes me how a child can grow in a such a environment with a life in the factory/shop of wine, with workers, and a specifically humble environment and it shows in such small segment and it makes sense at the end. How simple and affective Zhang Yimou's story is. It burns images in your eyes and molds you later in your heart.



チャン・イーモウ作品。

Sunday, August 3, 2008

韓国文化放送(MBC)の2005のテレビドラマ「私の名前はキム・サムスン 내 이름은 김삼순」

主人公キム・サムスン(漢字:金三順)は、フランス留学経験を持つ30歳、太目の独身パティシエ。

しかし、クリスマスイブに3年間付き合っていた彼氏(ミン・ヒョヌ)に浮気され、フラれ、勤め先もクビになる。 失恋のショックから泣いていたところを、生意気な青年実業家ヒョン・ジンホンに出会う。 ひょんなことから、サムスンの作ったケーキを食べたジンホンは、自らが経営するレストラン「ボナ・ペティ」に彼女を雇う。

しかし、サムスンの亡くなった父が借金の保証人になっていたことが発覚し、自宅が抵当に取られる危機に遭遇。 同じく、母親から勧められるお見合いを断固として拒否したいジンホンと利害関係が一致し、「5千万ウォン」と引き換えに、犬猿の仲であったジンホンと契約 恋愛をすることに…。


  • 第1話 - 人生は箱いっぱいのボンボン・ショコラ
  • 第2話 - 僕たち付き合ってみませんか?
  • 第3話 - 恋愛契約書の書き方教えてください!
  • 第4話 - オーバー・ザ・レインボー
  • 第5話 - 恋はもともと子どもじみたものです
  • 第6話 - キスのカロリー 愛のカロリー
  • 第7話 - マドレーヌ 失われたときを求めて
  • 第8話 - お父さん 私の恋はどうしてうまくいかないの
  • 第9話 - あなたは私があげた心をおもちゃのように…
  • 第10話 - 私の名前はキム・ヒジン
  • 第11話 - 2度目のキス 今度こそ本物?
  • 第12話 - だから何? 私は まだ30歳よ!
  • 第13話 - 彼女と別れる方法…
  • 第14話 - 恋愛術の基本
  • 第15話 - 恋愛術の定石
  • 第16話 - 恋せよ 傷ついたことがないように

sunairi: このドラマの噂は聞いていました。イヤー面白かった、軽いというか、見やすく、出てる人も可愛く、愛らしくそして人間的なドラマ。見易さとコントラストして、感動も感じました。

このプレスの写真の数々を見ると、とっても垢抜けたこのドラマの印象を全く感じる事が出来ないと思います。本当、出てる人たち生きてるんですよね。

主人公のキムサムスン(キム・ソナ)はとてもいいキャラだと思います。口が達者で、少しコンプレイン調でボロボロっと不平というか、文句を言います。この感じ、このリアル感、どこかで見たかもと思ったら、『殺人の追憶』のソンガンホですね、あのキャラもちっさい声で、ボロボロっと不平というか、文句を言います。その雰囲気が僕は大好きなんですね。輝く演技をする綺麗な人というより、「チェ」って感じて生きてる人にリアリティーがあるような気がする。