Saturday, October 11, 2008

家門の危機-家門の栄光2 가문의 위기-가문의 영광2 Marrying The Mafia II

2002年に封切られ,530万人の観客を動員した<家門の栄光>(邦題:大変な結婚)以後,3年ぶりに登場するシリーズ物

最高名門家ペゴ(白虎)組の大母ホン・ドクチャ女史。組織は,組織なりに大きくなって,お膝元の三男は,それなりに信頼できる。

しかし,必ず成し遂げなければならない一つの課題が残っている。家門の体質改善のため,長男にエリート嫁を迎えること。ホン女史は,自分の還暦祝いまでに,無条件に本家の嫁候補を連れてくるように次男と三男に命令を下す。

嫁候補の物色に乗り出した次男と三男。ところが,長男は,すでに昔の恋人にそっくりな女性に一目惚れしていた。見たところ,どこに出しても恥ずかしくない嫁候補だ。ところが,嫁になる女性がソウル中央地方検察庁強力係の検事だという。

家門の栄光を成し遂げようとしたが,家門が危険になった。果たしてホン女史と次男,三男は,エリート嫁を迎えることができるだろうか。
sunairi: 「家門の栄光1」がダメダメだったので期待せず見たら結構すっきりとあきもせず、少しホンノリもありながら楽しく見た。女優、キム・ウォニがとてもいいとおもった。調べたらこの女優の映画はまだ一本も見たことがない。びっくり。

この下の写真を見たら判るけど、80年代の思い出がたくさんでてくるんですね、その頃をバリバリに生きていたこの二人(下)は超イカシテル。そう、この言葉「イカシテル」は80年代の死語。このイカシテル仕草や雰囲気、ファッションを思い出としてほんのスパイスとして、でてくるのですが、それがいい。なんか少しブレークダンスのロボットが入ったような動き、バングルズの「ウォーク・ライク・エジプシャン」の動きなどを、テンポ良くやるんですね、これが超チャーミングでおもろい。これだけでこの映画見たかいがあったと思ったくらい。

と、見てると、中々ジーンとさせられる展開、それがいい感じに押し倒す感じではなく、良かった。あちらこちら出てくるちょっとした笑いも良かった。

大変な結婚/家門の栄光 가문의 영광 Marring the Mafia

暴力界の伝説家の高名娘と,ソウル大法科出身のベンチャー企業CEOの左衝右突の結婚作戦を盛り込んだキャラクター・コメディー

▼ソウル大学法科を卒業してベンチャー企業のCEO(最高経営責任者)をつとめるパク・テソは,酒に酔って朝起きてみると,自分のベッドに裸のままのジンギョンという女性が横になっていた。

▼ジンギョンは,よりによって全羅南道のヨス(麗水)を牛耳る組織暴力団チャン・ジョンジョン(3J)会長の一人娘チャン・ジンギョン。ジンギョンの兄さんたちは,テソを懲らしめようとするが,彼の学閥を確認した後に気持ちが変わる。

▼お金と権力は揃えたが,学歴コンプレックスがある3J家。たったひとりしかいない妹に良い伴侶を選んであげて,エリート娘婿を身内にして言葉そのまま‘家門’の‘栄光’をより高めたい。兄さんたち3人は,2人を結婚させるための作戦を開始する。
sunairi: まあまあだった。楽しそうかなと、思いきや、なんかわざとらしいノリで押し通そうとするが、好みのお笑いではなかった。女が超うざかった。この女キム・ジョンウンは「私たちの生涯最高の瞬間」では大人になり、骨太で凄く良かったのに。この映画ではウゲウゲ。