Tuesday, May 13, 2008

バンジージャンプをする 번지점프를 하다  Bungee jumping of their own

1983年夏に運命的な愛に陥った二人の大学生が,2001年春に転生の因縁で再会するという男女の運命的な愛が長い余韻をあたえる印象的な作品

▼雨がたくさん降った1983年の夏の日,インウの傘にテヒが飛び込んできて,ふたりの出逢いが始まる。そんな彼女との短い出逢いが忘れられないインウは,彼女を必死に探し,ついに大学のキャンパスで彼女を見つける。

▼インウはテヒの周囲に近づき愛を育て,テヒもそんなインウを愛すようになる。インウが軍に入隊する日,テヒは連絡もなく約束の見送り場所にこなかった。焦燥したインウは,遅れても自分を必ず待っているというテヒの言葉を信じて彼女を待っていた。

▼時は流れ,17年後の2000年。インウはいつのまにか妻と娘を 持ったある家庭の平凡な家長として生きている。ソウルのセヨン高校教師になったインウは,誠実でつまびらかな姿で子供たちから尊敬を受けているけれど,自 分が教える男子生徒イム・ヒョンビンからテヒに対する愛が浮び上がり始め,インウは混乱に陥る。
sunairi: 実を言うと、なんか男子生徒イム・ヒョンビンの凛々しい男らしさは何か僕もニューヨーク大学で教え始めた時に男子生徒に感じた事があります。なんか心の奥底では女々しい自分、しかし教鞭と言う立場で何かを教えようとしている自分と其れに憧れる生徒、しかし生徒のほうが凛々しいのであった。そんな感覚を懐かしく覚えながらこの映画の本当のよさを途中から感じ始めました。最初はイビョンホンのいつもの甘い恋の映画と思ってみてました。其処からがけが崩れるように、高校で生徒を好きになってしまう先生。其れも全くの一目ぼれで。青年の頑な思い。なんか終わったらすっきりと静かな気持ちになりました。いい映画でした。