Monday, March 24, 2008

マルチュク青春通り(マルチュク通り残酷史) 말죽거리 잔혹사 Spirit Of Jeet Keun D

1978年維新末期,開発ブームに入ったソウル江南(カンナム)のマルチュク通りのある男子高を背景に,この学校に転校してきたヒョンスという男子学生の成長を描く。

▼1978年,マルチュク通りの春。ヒョンスは,江南(カンナム)のチョンムン高校に転校してくる。ジョンムン高校は,先生の暴力と学生間の勢力 争いで悪名高い問題学校。ブルース・リー(李小龍)の熱血ファンという理由で,たちまち無二の親友になった模範生ヒョンスと学校チャン(番長)のウシク。

▼下校途中のバスの中でオリビア・ハッセーによく似たウンジュに会って,同時に惚れるヒョンスとウシク。しかし,ウンジュは,優しいヒョンスより男らしいウシクを好きになる。

▼一方,学校チャンの椅子をめぐって風紀部長ジョンフンとひと勝負したウシク。ジョンフンは,卑劣な方法でウシクに勝ち,ウシクは,直ちに学校を去っていく。

▼ウシクがいない合間を利用したジョンフンのいじめ,劣等クラスへの降格,増す先生たちの暴力,そのうえ,ウンジュまで結局ウシクを選んで,ヒョンスの怒りは爆発する。ヒョンスは,夜中に練習したヌンチャクを持って学校の屋上へ向かう。
砂入:うーん、青春とはこの様に誰も知らないところで、果てしなく無意味に花咲きそして育つ物なのでしょう。なんか北野たけしの『キッズ・リターン』の儚さを思い出しました。最後は友達の互いの愛情が現実を暖める最後の灯火としておわる....と言うような結末。

綺麗な映像はまあまあの俳優、たらたらと続くお話を救っています。ガキの喧嘩は、僕の中学校の時を思い出した。ああいった、クラス内での男のプライドの戦い、緊張感はどの国にも一緒ですね。

初恋、親友、敗北、そして失恋、これで良いんじゃないかと浮かんでくる友人との愛。美しいのか、それとも結構現実的。

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