Wednesday, March 19, 2008

アピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichatpong Weerasethakul)の「真昼の不思議な物体/Mysterious Object at Noon」

「米国の観光客には優しくしてください。米国の商品を買う様にしてください..................」アピチャッポンさんはタイの映画監督。
もともと米国のアートスクールに行ってたらしく、映画の作り方はとて実験的。つぎはぎ的なストーリー展開に、スパイスとして臭ってくる人々の生活。生温い暑さの昼間に小さなトラックのスピーカーから聞こえてくる「ツナ・フィッシュはいらんかねー?」。
ラジオが流れる車の中、ハイウェイを走るシーンがら始まるこの映画、結果的にタイという国の状況のドキュメンタリーといっても過言ではないでしょう。静かな美しい映画です。

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