Saturday, April 5, 2008

可能な変化たち(不機嫌な男たち) 가능한 변화들 possible change

30代の二人の男の非道徳的浮気と偽善的人生の姿を描いた作品

▼ムノとチョンギュは,幼い頃からお互いに力になってきた友人同士だが,いつのまにか30代半ばの歳になり,ふっと消えていく若さを胸に冷たく感じている。ある日二人は,ピカソの絵を見に行った帰りにラーメン家で会った若い女性と2対1のセックスをして別れる。

▼専業作家になるために会社をやめた妻帯者のムノは,従順な妻と娘一人の安定した家庭生活を送っているけれど,チャットで知り合ったユンジョンと いう女性がいる。また,研究所に通うチョンギュには恋人がいるけれど,検事の妻になった大学時代の初恋スヒョンを忘れられずにいる。

▼ムノは,ユンジョンから電話をもらって初めて会った日に共に一夜を過ごし,チョンギュは,10年ぶりに初恋スヒョンに会ってホテルへ向かう。

砂入:監督のミン・ビョングクはホン・サン・スーが好きなんでしょうね。少しヨーロッパ的な何もおこらない日常に駆け回る男の話です。

少し退屈な展開にやるせない男、チョンギュ。足がビッコでいい奴で、人生にやる気を失っていて、どうしようもない、いっそ殺してやった方がいいのかもしれない。

少し退屈気味で見ましたが、映画のエンターテイメント性としては少しどうかなーと思います。が、話としては結構深いメッセージを持ってます。考えさせますね。

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