Monday, March 24, 2008

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団  Harry Potter and the Deathly Hallows

結構面白かったです。最近ロンドンに行ったばかりだし、英国人は結構真面目でナーディーな内向的なところがあることをよく知り、少し日本人みたいね、で、 ハリーポッターもこのような調子であーイギリスっぽいかもと思いました。英国の超有名人が羅列状態、エマトンプソンもギャリーオールドマンも、あのマイク リーの映画『ネイキッド』に出てた男も、豪勢なんだろうなーと思いました。ハリー君は少し大人になっていて、もうヨンさまに似ているとか思いませんでし た。面白かった、お話もチャーミングだし飽きなかった。さすが英国のハリウッド、アホアホではない。

奇跡の夏 안녕, 형아 LITTLE BROTHER/HELLO BROTHER

解説: 実話を基に書かれたキム・ヘジョンのエッセイ「悲しみから希望へ」を映画化した感動作。『カル』の脚本家で原作者の妹でもあるキム・ウンジョンがシナリオ を担当し、闘病により成長する家族の姿を描き出す。病気の兄役のソ・テハンはこれが映画初出演とは思えない迫真の演技をみせる。同じく映画初主演のパク・ チビンは弟役を熱演し、2005年ニュー・モントリオール国際映画祭最年少の主演男優賞受賞者となった。

9歳の腕白坊主ハニ(パク・チビン)と、12歳の物静かな兄ハンビョル(ソ・テハン)は仲のいい兄弟だ。ある日体調の悪い兄と一緒に学校を早退し たハニが TVゲームに熱中していると、帰宅した母(ペ・ジョンオク)に塾をサボったことがバレて叱られる。だが兄は本当に体調が悪く、駆け込んだ病院で脳腫瘍と診 断され……。

sunairi:

うーん、そろそろこう言った実話を基にするからここまでの涙涙を映画にっていうやり方は考え物。でも最後まで見るとまあまあでした。弟役のパク・チビンは家の姉の息子に似ていて、悪がきのところも良く似ていて、少しびびりました。この赤い子ですね。

子供の気持ちを大人が演出しているところが見え見え、それが少しなーと思いました。

しかし兄役のソ・テハンの演技は本当にすごかった。あの気難しさ、悲しさをよく表現してました。

トカゲの可愛い嘘 (도마뱀. 2006)DOMABAM/LOVE PHOBIA

雲1つ無い爽やかな日、学校に向かうチョガンの前に黄色いレインコートを着た少女アリが現われる。アリを見た瞬間チョガンはピリリと電気が走るのを感じ る。そして不思議なことに2人は同じクラスメートになる。私は地球人じゃない、黄色いレインコートを着れば呪いが防げる、と言い張るアリ。そんなアリが怖 いのか、子供達は避けようと必死だがチョガンだけは彼女の心強いパートナーになる。今までトカゲだけが唯一の友達だったアリに初めてチョガンという友達が 出来たのだ。

夕立ちが降ったある日、アリは雨に濡れたチョガンとレインコートを半分ずつ着て初めて体が触れる。翌日チョガンははしかにかかって、アリは煙のように消えてしまう。そうして連絡が絶たれたまま10年という歳月が流れた。
10 年経ち、いつの間にか高2になったアリとチョガン。急に連絡して来たアリに会うためチョガンは勉強を言いわけにお寺を訪ね、10年という歳月に負けず2人 は楽しい時間を過ごす。家に帰る前日の夜、チョガンはお寺で過ごすだけのアリのためにソウルから寿司を持って来てプレゼントする。そんな姿にアリは深く感 動するが翌日再び煙のように消えてしまう。

アリが何も言わずに消え、再び長い時間が経つ。チョガンは銀行員職員になった。探偵まで雇ってアリを捜してみたが形跡さえわからない。そんなある 日、アリがチョガンの前に現われる。明るい微笑で、まるで昨日会った人のように... 慌て嬉しい気持ちもつかの間、8年ぶりに現われて8時間一緒に過ごし彼女はアメリカに発つと言う。彼女を見送った空港でチョガンはどうしてもアリを引き止 められない。

翌日、チョガンはアリに似た女を見つけるが彼女はチョガンを知らない。そんな彼女を見てチョガンは混乱して… 彼女はどうして去ってばかりなのか? アリとチョガンは再会出来るのか?果して2人に何が起るのか?
砂入:『マラソン』のチョ・スンウと『トンマッコルへようこそ』のカン・ヘジョンという結構最高なカップルでありながら、それととてもいい演技でありなが ら、それととっても可愛い二人でありながら、話が行きすぎ、超悲劇でありこれはちょっとウーンって感じ。こう言った二人に普遍的な話を持っていったらもっ とジーンと来るロマンスを見せたのでは?

これは宝の持ち腐れ。もっと頑張ってよカン・ジウン監督!

猟奇的な彼女 엽기적인 그녀 ヨプキジョギン クニョ My Sassy Girl

fate is to build a bridge of chance for someone you love
運命とは、愛のために運の橋を建てること

『りょうきてきなかのじょ』と読む。

徴兵から復学したキョヌはナンパ大学生。ひょんなことから出会った「彼女」は最強だった。老人に席を譲らなければどつき、援助交際らしきカップル に文句をつける。口ぐせは「ぶっ殺されたい?」。キョヌは彼女に振り回されてどつかれて、体はいつも傷だらけ。でもキョヌは彼女の奥に潜む大きな悲しみを 知っている。そして本当は可愛いらしい彼女のことも。
sunairi:

彼女役はチョン・ジヒョン、結構美人です。彼女に振り回され役のキョヌ役はチャ・テヒョンです。チャ・テヒョンはかわいらしい役で、ちょっと前の(80年 代)の日本の番組、中山美穂、やすしの息子、木村一八(懐かしーい)が出てた『毎度お騒がせします』を少し思い出します。あれよりかはもっとまじめで清ら かです。(そこまで性に対する以上好奇心ではない、あれはやっぱり80年代にがんばっていたおっさんたちのクリエイターが変態だったんでしょうね、それで なくてもやらしい体を持った少年少女にやらしい好奇心を持たせたテレビ番組を作るなんて、毎回誰かが裸になっていたよなー。)そこらへんが韓国の純情な愛 を求める清らかさかも、壊れていない(けど壊れている違う意味で)でも信じ続ける。

結構ふざけた映画なのに、『fate is to build a bridge of chance for someone you love運命とは、愛のために運の橋を建てること』と、です。いいお言葉。実にそれは心に響きました。疑ったり、悩んだり、騒いだり、だだこねたり、自信 なくしたりでなく、愛の運の橋を建てること。信じてみることですね。

息子 My Son 아들

15年ぶりにたった一日の休暇が許された無期囚の父と,顔もよく記憶していない思春期の息子の胸ときめく出逢いを描いたコミック・ドラマ。
砂入:うーんこれは大ヒットです。とっても良かった。うーん、結末も、内容も、あらすじもこれは良く出来てる!100点です!

出ました『 天下壮士マドンナ』のリュ・ドクァン(ジュンソク役)。彼は旨いなー、演技が、そして大どんでん返しも(これは見たい人のために言わないね)も含めて。す ごいなー、話も良く出来てるし、演技もいい、そしてコミカル性も抜群。涙だけでなく、微笑みも。彼は少しませた青年。お父さんよりも少し上手に、そこがま るで母性本能的に、お父さんに息子の表現をします。それは儚い時間を急ぎ夢を叶えるかのように。そこには何かが。この映画はふかーい、父親をなしで育った 青年の苦悩をほんとうに微かなやり方で表現してます。ほら、主人公にリュ・ドクァン君を使ったのも、『デーミアン』がジュンソク君の部屋においてあった事 など、微妙ーに表現してるんですね。やはり男性には多くを要求する文化韓国の、その反動を本当に捉えがたいやり方で綺麗に出しています。

死刑布告されたお父さん(カンシク役)チャ・スンウォンはいい味出してました。少し友達のゆたかくんに似ていました。彼の独り言(気持ちの動きが ナレーションで語られます)とそれに追い重なるように気持ちを隠す彼の行動のコントラストで(ほらこう言った題材って少し気恥ずかしいところがあるじゃな い)旨くくさくない方法で15年合えなかった息子との、ギクシャクを表現しています。そこに見え隠れするカンシクの父親ぶりは、合う事により少しずつ蘇る 様に出てくるんですね。それが自然でユーモアを備えた詩的な情緒を生み出していました。

意見は内容がばれるといけないのでそこまで言いません。でも、良いですよこの映画!本当に最高!見てください!

王の男 The King and the Clown 왕의 남자

大スター不在の低予算作品にも関わらず1200万人の観客を動員し、韓国映画史上最高の興行収入を記録。さらに第43回大鐘賞では、最優秀作品賞、最優秀 監督賞、最優秀主演男優賞賞(カム・ウソン)、新人男優賞(イ・ジュンギ)ほか10部門で受賞した超話題作。暴君として名を残す李氏朝鮮10代国王・燕山 君と、彼に仕える宮廷芸人の同性愛を描いた斬新な時代劇だ。
 王に寵愛される芸人コンギルを演じたイ・ジュンギは、“女性より美しい”と賞された妖艶なルックスと、新人とは思えない高い演技力で注目を集 め、一気にスターダムにのし上がった。コンギルの芸人仲間チャンセンに扮するのは、「スパイダー・フォレスト懺悔」のカム・ウソン。燕山君は「ガン&トー クス」のチョン・ジニョン、後宮ノクスをドラマ「彼女は最高」のカン・ソンヨンが演じている。監督は「黄山ヶ原」のイ・ジュニク。

ストーリー
綱渡り芸を得意とする旅芸人のチャンセンとコンギルは、より多くの人が集まる場を求めて漢陽(現在のソウル)へと向かう。旅の途中で知り合った他 の芸人たちとともに街へやってきた彼らは、国王とその後宮を風刺した芸で評判を呼ぶが、すぐに不敬罪で捕えられてしまう。権力に反抗的なチャンセンは、激 しい尋問に屈することなく「王を笑わせてみせる」と豪語し、国王・燕山君の前で芸を披露することになる。しかし、“王を笑わせれば無罪、笑わなければ死 刑”という状況に置かれた仲間たちは、極度の緊張のため全く王を笑わせることができない。全員が絶望の淵に立たされる中、コンギルが即興の芸を始めると、 今まで無表情だった燕山君が高らかに笑い出す。コンギルの芸を気に入った王は、芸人たちを宮廷に留まらせるのだが…。
砂入:久々のすごいスケールの映画でした。歴史、そしてその上の人間のドラマ、私の過去の大好きな映画『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき) FAREWELL TO MY CONCUBINE』を思い出すというか、韓国のバージョンといっても良いぐらい、同じようなドラマが繰り広げられます。

王に寵愛される芸人コンギル役のイ・ジュンギは綺麗系、『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)FAREWELL TO MY CONCUBINE』の綺麗さとは別格の少しパワーにたいし欲望が罪深い青年。そしてコンギルを愛してやまない、というか役者職人を貫く事でコンギルを追 い続ける、その相棒チャンセン役のカム・ウソン。顔はジャッキーチェンですね。

監督はイ・ジュンイク、現在『楽しい人生』という映画を作っているらしい。http://www.imdb.com/name/nm1045937/ 期待できる監督です。

とにかく良かったので見てください。大スター不在の低予算作品にも関わらず1200万人の観客を動員し、韓国映画史上最高の興行収入を記録。とあります。

熱血男児 열혈남아 Cruel Winter Blues

▼ジェムンは,少年院で会ったミンジェと,ある組織に身を置いて運命を共にするようになる。二人は,組織の任務を遂行するが,失敗から,とんでもない人を 殺すようになって,ジェムンは,その代価として最も頼っていたミンジェを目の前で失ってしまう。死んでいくミンジェを残して後ずさりしなければならなかっ たジェムンは,組織の心配と慰留を後にしたまま,ミンジェを殺したテシクに復讐する決心をして,組織に入ってきたばかりのチグクを前面に出してポルギョ (筏橋)へ向かう。

▼道内テコンドー大会でメダルまで取ったチグクは,母の病気のため組織に足を入れるようになり,初めての任務として故郷のポルギョでのジェムンの 復讐計画に参加するようになったのだ。チグクは,人情もなく冷酷だが内面に孤独さと温みを持ったジェムンを不憫に思う。チグクは,名分ない復讐を押し切ろ うとするジェムンを引き止めてみるが,きつい復讐に向かったジェムンの決心は,揺れることがない。

▼復讐を計画したポルギョ町体育大会が開かれるまで一週間。周辺を探索したジェムンは,テシクの母チョムシムが経営するクッパ店に出入りするよう になる。チョムシムは,生死が不明の次男のような感じがするジェムンに初めて会ったように気がせず,ジェムンは,自分の息子のように接するチョムシムに感 じられる慕情のために落ち着かない。体育大会が真っ最中のポルギョ小学校。見慣れない顔のジェムンを警戒したテシクと,彼を探しに出たジェムンは,ついに 空っぽの教室の真中でぶつかるようになる。
sunairi:

俳優、ソル・ギョング(シム・ジェムン役)は韓国では指折りの名俳優です。ハンサムでもないし、いい男でもなく、しかし所謂北野たけしのような存在でしょ うか?もっと演技派と言っても良いんでは。ムン・チグク役のチョ・ハンソンは男男した、体育会系、柔道部系、少し薔薇族が好みそうないい男。 

こんなちぐはぐな二人がギャングスターのコンビでやってます。面白かったと言うよりは味があった映画でした。少しギャングスターのさがや、悲し さ、しかしそこにある葛藤、そこにほんのり残る少年のような甘さが、彼らの生活の魅力となるんですね。だからみんなこぞってギャングスター映画を作るんで しょうね。本当にサラリーマンより人間っぽいから。

さらっと見てさらっといい印象を残しました。涙もなく、深い感動もなく、ただ彷徨う寂しさがこの映画の後味を悪くない印象にしました。良かった。別に騒ぐわけでもなく、ただよかった。

あと言い忘れたのがその二人のギャングスターを怒鳴りつける叔母さん、ジェムンが復讐のために来た男の母親、この映画のいい味を本当にかもし出し ている女優、どこかで見たことあるなーと思っていたらなんとソンガンホ出演の、みいけたかしもコピーした『クワイエット・ファミリー』のお母さん役のナ・ ムニではありませんか。『クワイエット・ファミリー』では、真面目にしたたかに突拍子もない事を遣って退ける面白い役でしたが、ここでは子供思いの素晴ら しいお母ちゃん役。この人が二人のギャングスターの心をいつの間にか奪っていくんですね。そんな素敵なプレゼントいかが?ははは