
▼雨がたくさん降った1983年の夏の日,インウの傘にテヒが飛び込んできて,ふたりの出逢いが始まる。そんな彼女との短い出逢いが忘れられないインウは,彼女を必死に探し,ついに大学のキャンパスで彼女を見つける。
▼インウはテヒの周囲に近づき愛を育て,テヒもそんなインウを愛すようになる。インウが軍に入隊する日,テヒは連絡もなく約束の見送り場所にこなかった。焦燥したインウは,遅れても自分を必ず待っているというテヒの言葉を信じて彼女を待っていた。
▼時は流れ,17年後の2000年。インウはいつのまにか妻と娘を 持ったある家庭の平凡な家長として生きている。ソウルのセヨン高校教師になったインウは,誠実でつまびらかな姿で子供たちから尊敬を受けているけれど,自 分が教える男子生徒イム・ヒョンビンからテヒに対する愛が浮び上がり始め,インウは混乱に陥る。
