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Thursday, June 24, 2010

「スイートリトル ライズ

テディベア作家の瑠璃子とIT企業に勤める聡は、結婚して3年の夫婦。子どもはいないものの、恋人同士のような2人の間には穏やかな時間が流れ、幸せな結婚生活が続いているかに思われた。しかし、互いの心は少しずつすれ違いを重ね、いつしか深い溝ができていた。決して不幸ではないと自覚しながらも、満たされない心を持て余していた瑠璃子。そんな時、非売品のベアを譲ってほしいと懇願する青年・春夫が現われ、彼の実直さに瑠璃子は心惹かれていく。一方聡も、大学の後輩しほと思いがけず再会し、彼女の積極的なアプローチを前に心揺れてしまうのだが…。

砂入:なんか寂しい中谷美紀。男もうまい演技。おしゃれな家とオシャレな仕事の奇麗な女性とまじめな少年の様な男の愛のない生活。最後はイライラしながら見た。

Sunday, April 25, 2010

トウキョウソナタ

あらすじ: 健康機器メーカー、総務課長として働く佐々木竜平は、人事部に呼び出され、リストラを宣告される。突然の出来事に、呆然としたまま帰宅するが妻、恵にリストラされたことを言い出せなかった。夕食時、小学校6年生で次男の健二はピアノを習いたいと言い出すが、竜平は反対。翌日から、会社に行くフリをして、毎日ハローワークへ通っていた。ある日、大学生の長男・貴が、世界平和のためにアメリカの軍隊に入りたいと言い出す…。


砂入:ありきたりの現代日本の話から始まる。いろんなギクシャクが家庭内でおこり、だんだん皆すれ違いになる。健二(息子)はある切欠から(女性ピアノ先生に惹かれ)ピアノを始める。そして嵐が巻き起こる様に崩壊から、音楽学校のピアノのテストのシーンに。

このラストのピアノを弾くシーンの為にかったるい話はあったのかと言わんばかりに空気が止まり、音楽が流れる、流暢な健二のピアノの演奏と両親の感動。途中でつまんねーのと思い映画はどう終わるのかと思っていた所、こんなに素晴らしい結末を迎えるとは。久しぶりに感動しました、映画で。

Monday, April 12, 2010

Boat ノーボーイズ,ノークライ (ハ・ジョンウ/妻夫木聡)



韓国から日本へボートに乗って密輸の手伝いをする男と,それを出迎える男との間で隠密な取り引きが始まる。

▼プサン(釜山)から日本へボートに乗って密輸の手伝いをするヒョングは,日本の事業家ポギョンおじさんにキムチを配達しながら忠誠を尽くしている。

▼日本へ行くたびに彼を迎える亨(とおる)は,ヒョングが持って来たキムチ甕を大事にするが,ある日,ヒョングは,キムチ甕の下に隠された麻薬を発見し,自分がとても危険なことに加担した事実を知るようになる。

▼これまで麻薬を配達してきた事実を知り,不安と混乱の中にあった彼は,ポギョンおじさんが拉致した女性を配達しろという命令を受ける。

▼一方,亨(とおる)は,ヒョングを監視しろという命令を受け,二人の間に隠密な取引きが始まる。

sunairi:途中からちゃんと見ていなかった。結構そのまんま。

Sunday, January 24, 2010

「歩いても、歩いても」監督:是枝裕和

かつて開業医を営んでいた横山家に子供たちとその家族が集まった。亡くなった長男と常に比較されて育った冴えない次男の良多は失業しているが、そのことを家族に打ち明けずにやり過ごしたいと思っており……
砂入:すっきりと心に入ってきた気がした。すごく簡単な話しかし非常に複雑な重み。いろんな思いや感情が静かな家族の団らんから刻まれる。タイトルや雰囲気から期待をしなかったけど、すっかりやられました。良い映画でした。



Monday, January 18, 2010

『秋刀魚の味』小津安二郎

長男の幸一夫婦は共稼ぎながら団地に住んで無事に暮しているし、家には娘の路子と次男の和夫がいて、今のところ平山にはこれという不平も不満もない。細君と死別して以来、今が一番幸せな時だといえるかもしれない。..

砂入:初めての小津だと思いきや、娘の結婚をふとしたきっかけから願う父の話とは、見た事があった。しかし今回まずびっくりしたのは、カラーであった事。1962年に作られたんですね。それと過去に気づかなかったのは素晴らしく奇麗だこと。あの頃の日本を、ハイカラな日本を奇麗に忠実なドキュメントといった風に、まぶしてあります。その背景の中、気品がある中流階級の(と言うんですか、ここら辺の人たちは?)上品な有様とその団欒。キアロスミがオズ、オズと言っているのがわかる。会話の平凡さも淡々とした所もすごく優雅で、戦争が終わった日本のというか一般市民の余裕だったんでしょうね。まだまだ見ていきたいです。素晴らしく奇麗だった。

西川美和監督最新作『ディア・ドクター』


八月下旬。山あいの小さな村から村の唯一の医師・伊野(笑福亭鶴瓶)が失踪した。伊野は数年前、長く無医村だったこの地に着任し、様々な病を一手に引き受けて村人たちから絶大な信頼を受けていた。すぐにベテラン刑事二人が捜査を進めるが、伊野の生い立ちを知る者は村の中に一人もいなかった……。遡ること約2ヶ月前。東京の医大を出たばかりの相馬(瑛太)が研修医として赴任してくる。看護師の大竹(余貴美子)と一緒に診療所を切り回しているのは伊野という中年医師。最初は慣れない僻地医療のやり方に困惑していた相馬だったが、伊野と共に働くうち次第に都会では味わったことのない充実感を覚え始める。そんなある日、鳥飼かづ子(八千草薫)という未亡人が倒れ、伊野が診療する。胃痛持ちの彼女は長らく診療所を避けてきたが、都会で医師として勤務する末娘・りつ子(井川遥)の手を煩わせたくないがため、次第に伊野に心を開いていった。八月中旬。伊野は夜になると診療所を抜け出し、点滴を持ってかづ子の家を訪れるようになっていた。ある晩、玄関で伊野を見送ったかづ子はひどい吐き気でうずくまってしまう。駆け戻って背中をさする伊野に、かづ子は娘が来るので何とかしてほしいと必死に訴えた。八月下旬。帰省しているりつ子が診療所を訪ねてきた。胃潰瘍にしては症状が長引きすぎではないか、と問い質すりつ子に伊野は懸命な説明を試みる。やがて自分なりに納得した彼女は非礼を詫び、来年の今頃まで帰ってこられないので、母をお願いしますと頭を下げた。すると伊野は突然、原付バイクに飛び乗って診療所を後にし、そのまま彼は二度と戻らなかった……。九月初旬。刑事たちは、まだ伊野の消息を追っている。診療所は閉鎖、相馬も次の赴任先へと去っていった。かづ子は、りつ子が勤める病院に入院しているが、娘はまだ母親に本当の病名を告げられないでいる。その頃、伊野はある場所に向かっていた……。

西川美和の「ゆれる」の次の映画、題やイメージからはどうなるんだろうと思ったが、始まるや否や撮り方無駄のなさ、エレガントさ、そして短い時間にしっくりと深みに入る作り方など、もうそれは大変すばらしい。一瞬たりとも長過ぎたり、退屈な瞬間が全くなしトントン拍子のようであるが、ガッツリと骨太の人間ドラマを描いた。僕は100点。

Saturday, July 18, 2009

『誰も知らない Nobody Knows』

とある2DKのアパートに、スーツケースを抱えた母親・けい子と息子の明が引越ししてくる。アパートの大家には「主人が長期出張中の母子2人だ」と挨拶をするが、実はけい子には明以外の子どもが3人もおり、スーツケースの中には次男の茂、次女のゆきが入っていた。

長女の京子も人目をはばかり、こっそり家にたどり着く。子ども4人の母子家庭…事実を告白すれば家を追い出されかねないと、嘘を付くのはけい子の考え出した苦肉の策であった。けい子は、大家にも周辺住民にも事が明らかにならないように子どもたちに厳しく注意する。子どもたちはそれぞれ父親が違い、出生届すら出されておらず、学校に通ったことさえない。

当面は母が百貨店でパートタイマーとして働き、母の留守中は明が弟妹の世話をして暮らしていたが、新たに恋人ができたけい子は留守がちになり、やがて生活費を現金書留で渡すだけでほとんど帰宅しなくなる。兄弟だけの誰も知らない生活が始まる。唯一兄弟たちのことを知っている高校生の紗希も、京子とゆきと茂の面倒をみることになる。渡された生活費も底をつき、子どもだけの生活に限界が近づき、料金滞納から電気・ガス・水道も止められる。明は知り合いのコンビニ店員から賞味期限切れの弁当をもらうなどして兄弟たちは一日一日を必死に生きのびることになる。ある日、その日もコンビニで弁当をもらいに行きマンションに戻ると、ゆきが椅子から落ち動かなくなっているのを見つける。明と紗希は、旅行ケースの中にゆきの遺体とゆきの大好物だったアポロチョコを入れる。明と紗希の2人は、ゆきの遺体が入った旅行ケースを運びながら電車に乗り、羽田空港の近くの空き地に運び、明と紗希は土を掘り、掘った穴に旅行ケースを埋める。そして2人は無言でマンションに戻るのであった。ゆきがいなくなった明と京子と茂と紗希の、誰も知らない生活が再び続いていく。

sunairi: 今は柳楽 優弥(やぎら ゆうや)くんはこんなになりまた。『誰も知らない Nobody Knows』はきれいに撮れてました。柳楽くんの最初の演技はたどたどしくテレが見えます。しかし後半の青年期になりかけの声、そしていらいら感の頃は演技がばっちりで良かったです。しかし、弟役の木村飛影 くんの演技も大変よかった。

Friday, July 10, 2009

殯の森 by 河瀬直美




妻を亡くし、山間部のグループホームで介護スタッフとともに共同生活を送るしげき(うだしげき)。そこに、新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)。彼女もまた、つらい思いを抱えていた。日々の生活の中で、2人は次第に打ち解け合っていくのだったが……。

sunairi: しげきさんが真千子と山に迷い雨に打たれながら心を開く様子は少しそういったものに飢えている日本現代人の欲望を見た。少しそれがわざとらしく感じられ、もちろん二人の状況はあるがなんかと思った。

最後は予期してしまい、終わり方も少し尻切れトンボのような気がした。最近日本映画は流行っているのか?