Thursday, June 26, 2008

カ ル - テルミー・サムシング 텔 미 썸딩 Tell me Something

四肢切断の猟奇的連鎖殺人事件と,これを捜査していく刑事の話を描いたミステリースリラー

ソウルで2件の殺人事件が発生する。死体はバラバラで,初めの死体には腕が,2番目の死体には胴がない。

特別捜査班が設けられチョ刑事(ハン・ソッキュ)が事件を担当するが,捜査は進展しない。唯一の手がかりは,死体切断の精巧さから類推できる医学的知識と死体から発見された防腐剤ヘクサメディン。そして,何日か後,さらに3番目の死体が...。

解剖検査医のク検視(アン・ソクファン)は,歯の治療歴からこの犠牲者の身元を割り出す。犠牲者の身元引受人チェ・スヨン(シム・ウナ)に会ってわかった驚くべき事実。3人の犠牲者は,すべて彼女の過去と現在の恋人だった。

スヨンは,フランス留学後,博物館の遺物復元室に勤める美貌の才媛。有力な容疑者は,彼女を欽慕する同僚のギヨン(ユ・ジュンサン)。チョ刑事は,ギヨンのヘクサメディン購入が明らかになり彼を連行するが,取調べ中にスヨンが襲撃を受け,解放されたギヨンは姿をくらます。消えたギヨンの家で3番目の犠牲者の心臓が発見されるが,彼は4番目の死体になって見つかる。

スヨンとの繰り返しの出逢いの中で,少しずつスヨンに対する思いが募っていくチョ刑事。
彼を5番目の犠牲者として予告する犯人。犯人は果して誰なのか。

sunairi: うーん、いまいちかな?背景というか、この映画が作られたときのムードは判る。この女性、シム・ウナ、歳をとった童顔の女性。綺麗だが悲しげで、クールな演技はなんか少しわざとらしさまで感じる。ハン・ソッキュはいいのか悪いのか、なんか間抜けな感じ。大げさな演技というのもある。

映画自体はまあまあかな?なんか激しい殺人事件は映画の題材としてアジアの見せ場か?何故という気もする?