15年ぶりにたった一日の休暇が許された無期囚の父と,顔もよく記憶していない思春期の息子の胸ときめく出逢いを描いたコミック・ドラマ。
砂入:うーんこれは大ヒットです。とっても良かった。うーん、結末も、内容も、あらすじもこれは良く出来てる!100点です!
出ました『 天下壮士マドンナ』のリュ・ドクァン(ジュンソク役)。彼は旨いなー、演技が、そして大どんでん返しも(これは見たい人のために言わないね)も含めて。す ごいなー、話も良く出来てるし、演技もいい、そしてコミカル性も抜群。涙だけでなく、微笑みも。彼は少しませた青年。お父さんよりも少し上手に、そこがま るで母性本能的に、お父さんに息子の表現をします。それは儚い時間を急ぎ夢を叶えるかのように。そこには何かが。この映画はふかーい、父親をなしで育った 青年の苦悩をほんとうに微かなやり方で表現してます。ほら、主人公にリュ・ドクァン君を使ったのも、『デーミアン』がジュンソク君の部屋においてあった事 など、微妙ーに表現してるんですね。やはり男性には多くを要求する文化韓国の、その反動を本当に捉えがたいやり方で綺麗に出しています。
死刑布告されたお父さん(カンシク役)チャ・スンウォンはいい味出してました。少し友達のゆたかくんに似ていました。彼の独り言(気持ちの動きが ナレーションで語られます)とそれに追い重なるように気持ちを隠す彼の行動のコントラストで(ほらこう言った題材って少し気恥ずかしいところがあるじゃな い)旨くくさくない方法で15年合えなかった息子との、ギクシャクを表現しています。そこに見え隠れするカンシクの父親ぶりは、合う事により少しずつ蘇る 様に出てくるんですね。それが自然でユーモアを備えた詩的な情緒を生み出していました。
意見は内容がばれるといけないのでそこまで言いません。でも、良いですよこの映画!本当に最高!見てください!
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