Thursday, May 15, 2008

監督バンザイ 監督:北野 武


ギャング映画を得意とする映画監督キタノ・タケシ。彼はある時、“ギャング映画は二度と撮らない”と宣言してしまい、これまで撮らなかったタイプの映画に 挑戦することに。そして、小津安二郎風人情劇、昭和30年代もの、ホラー、ラブ・ストーリー、時代劇、SFなど、片っ端から色々なジャンルに挑むが、いず れも中断に追い込まれる始末。そこで監督は、困り果てた末、ふとした閃きで一本の映画に取り掛かる。それは、金のためなら何でもやるサギ師の母とその娘 が、政財界の大物・東大泉の御子息らしき男に財産目当てで接近するというもの。しかし、その時、地球には危機が迫っていた…。

砂入:「おーい皆やってるかい?」の続編ですね。結構つらかった、時々ちょっと面白かったけど。

Tuesday, May 13, 2008

バンジージャンプをする 번지점프를 하다  Bungee jumping of their own

1983年夏に運命的な愛に陥った二人の大学生が,2001年春に転生の因縁で再会するという男女の運命的な愛が長い余韻をあたえる印象的な作品

▼雨がたくさん降った1983年の夏の日,インウの傘にテヒが飛び込んできて,ふたりの出逢いが始まる。そんな彼女との短い出逢いが忘れられないインウは,彼女を必死に探し,ついに大学のキャンパスで彼女を見つける。

▼インウはテヒの周囲に近づき愛を育て,テヒもそんなインウを愛すようになる。インウが軍に入隊する日,テヒは連絡もなく約束の見送り場所にこなかった。焦燥したインウは,遅れても自分を必ず待っているというテヒの言葉を信じて彼女を待っていた。

▼時は流れ,17年後の2000年。インウはいつのまにか妻と娘を 持ったある家庭の平凡な家長として生きている。ソウルのセヨン高校教師になったインウは,誠実でつまびらかな姿で子供たちから尊敬を受けているけれど,自 分が教える男子生徒イム・ヒョンビンからテヒに対する愛が浮び上がり始め,インウは混乱に陥る。
sunairi: 実を言うと、なんか男子生徒イム・ヒョンビンの凛々しい男らしさは何か僕もニューヨーク大学で教え始めた時に男子生徒に感じた事があります。なんか心の奥底では女々しい自分、しかし教鞭と言う立場で何かを教えようとしている自分と其れに憧れる生徒、しかし生徒のほうが凛々しいのであった。そんな感覚を懐かしく覚えながらこの映画の本当のよさを途中から感じ始めました。最初はイビョンホンのいつもの甘い恋の映画と思ってみてました。其処からがけが崩れるように、高校で生徒を好きになってしまう先生。其れも全くの一目ぼれで。青年の頑な思い。なんか終わったらすっきりと静かな気持ちになりました。いい映画でした。

Sunday, May 11, 2008

中毒 중독 Addicted/Poisoning

義理の弟の体の中に入った,死んだ夫の霊魂

▼ある日,彼女の堅固な幸福が崩れる。お互いに唯一の家族だったホ ジンとテジン兄弟。兄ホジンがウンスと結婚して,三人に増えた彼らの家族は,幸せで平穏な毎日を送る。兄の反対を押し切ってテジンがカーレーシング決勝戦 に出場する日。兄弟は,同じ時間に,別の場所で不慮の事故で意識を失う。

▼1年後,奇跡的に目覚めたテジンは,自分が兄のホジンだと主張す る。退院したテジンを手伝って共に過ごし始めたウンスは,言葉使いから好み,習慣まで夫と同じテジンの前で混乱に陥る。夫の霊魂が義理の弟に憑依したとい う事実を受け入れ難いウンスと,自分が夫であることを確認させようとするテジン。彼らのぞくぞくする同居が続いて,両者の道も少しずつ狭まり始める が...。
sunairi: イ・ビョンホンです。友達のスケーターの子に似ています。兄のホジンは中国北京友達のロバートに似ています。話は結構気持ち悪い後味です。兄の奥さん、イ・ミヨンは豊富な家庭的な美人から、しらけた表情の女に変わります。この映画見てたら2-3回居眠りしました。そんな映画。

Saturday, May 10, 2008

恋愛小説/永遠の片想い 연애소설 Lover's Concerto

▼ある日, カフェでアルバイトをしている大学生ジファン(チャ・テヒョン)のカメラのファインダーにだしぬけにスイン(ソン・イェジン)とギョンヒ(イ・ウンジュ)が入ってくる。似てるようで違った2人スインとギョンヒは,無二の親友だ。

▼スインに一目惚れしたジファンは,勇気を出して告白するけれど,丁重に断られる。しかし,ジファンは,彼女たちとの因縁をのがしたくなくて,友達になろうと提案する。こうして3人は,20歳という年齢で青臭くて美しい友達となる。

▼とても良い友達として生涯最高の日々を送るジファン, ギョンヒ, スイン。ところが,ある日から友情でなく面識のない感情が次から次へと広まり始める。彼らの間に微妙な感情が混ざって,3人は,それぞれ愛と友情との間で 混乱する。そんな感情は,自分たちでもわからない距離を作ってしまい,ついにギョンヒとスインは,ジファンと何だか気まずくなったということだけを残して 消えてしまう。
sunairi: チャ・テヒョンなので、「猟奇的な彼女」見たいなのを想像していましたが、今回は真面目な愛と優しさのお話。チャ・テヒョンは5年前と5年後の違いをひげが濃いくなって表していました。ソン・イジェンは病気の女の子。「おぉ、スジョン!」のイ・ウンジュはまたもや後で病気と判る明るい女の子。

主人公の男の子が写真を撮ることを好きだったせいか、画面がいつも透き通るように綺麗だった。まぶしい光が3人の仲のよさを美しい思い出と化します。いつもお茶目なチャ・テヒョンは少しずつこうやってしっくりと大人に変化しているといわんばかりの成り行き。彼は今でもどうなんでしょうね?少年系だからなー顔が。髭面のとき少し気持ち悪かった。

「おぉ、スジョン!」のイ・ウンジュは実際には自殺でこの世を去ったことを知っているためか、何故か寂しい。少しばかり日本の「ふぞろいの林檎たち」やら、ロメールの「ポーリーン・アット・ザ・ビーチ」等のめぐりめぐる小さな恋とかを連想させる。面白かったです。何か深いコメントは出来んけど。

セブンデイズ 7 Days

拉致された娘を救うために一週間以内に死刑囚の無罪を立証しなければならない状況に置かれた女性弁護士の死闘を緊迫感をもってスピーディーに描いた犯罪スリラー

▼勝率100%の冷血弁護士ジヨンは,優れた実力でスポットライトを受けているが,一人娘にとっては,零点のお母さんだ。

▼ジヨンは,お母さんの役割をするために娘の運動会に参加するが,瞬きをする間に娘が拉致される。

▼そしてかかってきた電話。子供を助けたいなら,7日以内に殺人犯チョン・チョルジンを自由の身にしろ。

▼7日という制限された時間。完ぺきな殺人犯チョン・チョルジンを釈放させるためのジヨンの奮闘が始まる。
sunairi: 今日久しぶりに3本の韓国映画を立て続けに見た。これは本当に久しぶり、こんな集中力は中々なかった最近は。忙しかったのね、其れと良くわからんけど落ち着いて映画って言う気分になれなかった。何でやねん。でも今日は、横になって、頭が痛くなりながら3本見た。見た感じ、1本目中々良かった物から、2本目、まあまあ、3本目オーケー?って感じの点数です。

カメラワークが最悪、なんかソダーバーグの「トラフィック」だったっけ、画面の色や移し方がちょっと前衛的みたいで、其れが臨場感を作り上げるみたいな、なんか昔のsuper8のカットカットみたいな感じで頑張って作ったって感じ。

娘を見つけて生きてると分かったときの神々しい音楽、エンジェリックというか、なんかエンヤというか、其れが少し臭かった。其れと娘があの展開から生きているというほうが、良かったどころか少し幻滅した。キム・ユンジンはDVDで貰った、あの誰も知らなかった80年代のテレビドラマ「有情」に出てた女の人、なんか姉、玲子を思い出す。

なんかガンガラガンガラと音を立てて目まぐるしく舞うように話が展開します。其れを上回る激しいカメラワーク、このダブルパンチで結構見せましたね。キム・ユンジンのなんか韓国離れした顔から湧き出るなんか大げさな演技と、パクヒスンの余りパッとしない三枚目の下の顔。このレベルでしたが見れました。もう見ないだろうけど。

無防備都市 무방비도시 Open City

▼国内最高のエリート刑事で構成され,各種凶悪事件を引き受けて処 理する韓国のFBI,広域捜査隊。その中でも,最高の検挙率を見せる広域捜査隊のベテラン刑事チョ・デヨンに,調査中だった連続殺人事件の代わりに,最近 猛威を振っているヤクザと関連した企業型スリ事件を専門に担当しろとの上部指示がおりてくる。

▼なぜか,スリ事件だけは引き受けたくないデヨン。彼には,スリと関連した消せない記憶が残っている。

▼派手な容貌と神技に近い手の技術を自慢する国際的な企業型スリ組織,三星派のリーダー,ペク・チャンミ。彼女は,最近出所した伝説的なスリの大母カン・マノクを迎え入れ,組織を拡張しようとするが,引退を決心したマノクを説得することは容易でない。

▼スリ組織の動態把握のために潜伏中だったデヨンは,偶然にライバルスリ組織に追われたチャンミを助けるようになり,二人は,初対面でお互いの魅力に引かれるようになる。一寸先も予測できない二人の危険な出逢いは,このようにして始まる。sunairi: カメラワークは結構かっこつけすぎ、話も何かツイストしすぎ、でも何だかんだいいながら最後まで楽しんでみた。韓国でとても美人とされる女優、ソン・イェジンは「うーんどうかな」と思いながら結構な魅力で最後まで引っ張った。なんか気を使ったような繊細すぎる演技はいつものあれだがスタイルのよさや、そのわざとらしい演技の魅力にいつの間にか見入る。男優キム・ミョンミンは結構さっぱり系の顔で少し色気がないかなーと思ったら結構いい男。

話はギャング・スリ・刑事物・お色気・親との関係と盛りだくさん、わざとらしいかなと思いながら涙まで出ました。

ザ・ゲーム 더 게임 The Game

▼貧しい路上画家ミン・ヒドは,ある日,偶然なきっかけで,金融界の重鎮カン・ノシクから一生一代の賭けの提案を受けて,悩んだ末に,愛する人と日常を守るために,危険な賭けという無謀な勝負に出る。

▼そして,たった一度の危険なゲームで,彼らの人生は,完全に入れ替わってしまう。賭けに負けたヒドは,ノシクに全てのものを奪われ,ノシクは,富と名誉だけでなく,一人の青年の全てである元気な身体まで持つようになる。

▼そして,ヒドは,入れ替わってしまった運命を元に戻すため,もう一度危険なゲームを準備する。砂入: 結構面白かった。主人公のシン・ハギュンは嫌いな方だったが、結構味が出てきたように思えた。3枚目の顔だが時にはイ・ビョン・ホンを髣髴させる雰囲気も感じた。久しぶりに何故か集中した映画だった。ピョン・ヒボンは人間の哀れさ、おもしろさを演技する。

良く出来ていると思わせたい意思で作られた感じは別にいいと思った理由ではない。作りこんだところは「オールド・ボーイ」を思わせた。そうでなく、金融界の重鎮カン・ノシクが貧しい路上画家ミン・ヒドに説教をしたときに、自分に対する怒りを説教のようにしていたところが、やはり人間は近い者に自分の投影をするんだなーと思った。