暴力組織とチンピラの話を,コミカルながらも奇抜なアイディアと独特のキャラクター開発で興行に成功した作品で,新人ソン・ヌンハン監督のデビュー作
網のようにからまった主人公8名の話が,7つの段落で構成される。
映画の中のキャラクターは単純だが,明快な彼らだけの哲学を持っている。
▼ナイフ一本で15年間チンピラをしてきたテジュ(ハン・ソッキュ)は,組織内のクーデターに気がついて,ボスのカン・ドシク (アン・ソクファン)を死の危機から助け出す。
▼この事件でテジュは背信勢力の拷問にあうけれど,クーデターはまもなく鎮圧され,ボスを救ったテジュは,反乱を鎮圧したジェチョル (パク・サンミョン)に続き,トガン派のNO.3になる。
▼しかし,テジュは,自分をNO.2だと考えて,組織のNO.1になろうと決意し,近づく21世紀の国際時代に備えて日本語を勉強している。
▼テジュの妻でホステス出身のヒョンジ(イ・ミヨン)は,夫の職業に不満で,エセ雑誌社の誘惑で詩人になると決意し,紫スカーフのインチキ詩人ラ ンボー(パク・クァンジョン)を個人教授に選んで,二人は,愛し愛される境遇となる。だが,それもつかの間,二人はテジュの子分に見つけられ,ランボーは 殴られてルームサロン'カオス' のマダムでボスの夫人ジナ (パン・ウニ)に渡される。
▼テジュと同じアパートに住むチンピラ検事マ・ドンパル(チェ・ミンシク)は,チンピラを暴力で制圧することで悪名高い。彼は,アパートでテジュに会うごとに,彼に警告する。
▼その頃,ドシクの請負殺人に失敗したテジュの孤児院時代の同期チョピル (ソン・ガンホ)は,「不死組」を組織し,復讐を決意して部下とともに山にこもって地獄の訓練をしていた。
砂入:80年代、ギャングスター映画、暴力と羅列されたいかにも。僕はダメですねこの系の映画は、少し話がもう少しディベロップしてもよかったかも。
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