▼38歳になるまで女性と目を合わせることもできない老総角(婚期を過ぎた未婚男性)ホン・マンテク。「書房服がない女は,子供服もない。」とい うお母さんのため息混ざった愚痴を聞く時ごとに,結婚に行けない罪人になった心情だ。マンテクの竹馬の友ヒチョルは,自分なりにかなり女性を相手にできる と考えるが,マッコリに酔って,マンテクと「18歳のスニ」を歌う佗びしい老総角であることは,マンテクとかわらない。
▼彼らは,村に嫁にきたウズベキスタンの若い女性を見てきたおじいさんの勧誘で,ウズベクへ見合い旅行に出かけるようになる。恐れとときめきで始 まったウズベク見合い旅行。だめな英語を駆使しながら,きらびやかな作業(ナンパ)を繰り広げるヒチョルに反して,苦しいほどうぶなマンテクは,ひじ鉄砲 を食らうのが常だ。
▼マンテクの担当通訳官でカップルマネジャーのララは,こういう状況を見てますます焦る。彼女には,今回の見合いを必ず成功させなければならない切実な理由がある。見ていられないララは,ウズベクの挨拶の言葉から見合いの礼節までマンテクの特別個人教習を買って出る。
▼ララが書いたメッセージを見ながら,ウズベクの挨拶を練習するマンテク。ララの徹底した教習とヒチョルの愛情深い忠告のおかげでいよいよマンテ クに機会ができるが,真心なく作り出した話で勝ち取ったデートは,落ち着かないだけだ。デートが続くけば続くほど,マンテクの視線は,しきりに他の方へ向 かう。果たしてマンテクは,結婚遠征に成功して戻れるだろうか。
砂入:決してよく出来た映画とはいえないが、いい映画でした。ほろっとするシーンが多く、飽きさせずに最後まで見ました。
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