Friday, March 21, 2008

トンマッコルへようこそ 웰컴 투 동막골 Welcome to Dongmakgol 監督:パク・クァンヒョン 音楽:久石譲


1950年11月,朝鮮戦争が真最中だった頃,太白(テベク)山 脈の咸白(ハムベク)山の絶壁の中にある村トンマッコルに墜落したP−47D米戦闘機1機。墜落した戦闘機の中には,連合軍兵士スミスがいた。トンマッコ ルに住むヨイルは,この光景を目撃して知らせに行く途中で人民軍リ・スファ一行に会い,彼らをトンマッコルで連れてくる。まさにその時,自軍の兵力から離 脱して道に迷った国軍ピョ・ヒョンチョルとムン・サンサン一行がトンマッコルの村長の家を訪ねていた。

国軍,人民軍,連合軍が集まり緊張感が極度に高まるトンマッコル。しかし,銃も見たことがないトンマッコルの人々の前では,手榴弾,銃,鉄兜,無線機など彼らが持っている特殊装備は何の力も使えない不思議な物に過ぎなかった。

しかし,戦争の緊張は,トンマッコルまでやってきてしまった。ト ンマッコルに墜落した米軍機が敵軍によって撃墜されたと誤認した国軍が,村を集中爆撃することにしたこと。この事実を知るようになった国軍,人民軍,連合 軍は,韓国戦争史上類例がない連合共同作戦を繰り広げることにする。舞台は1950年代。朝鮮の森のはずれにトンマッコルという小さい村があった。トンマッコルとは「子供のように純粋な村」という意味。そこの村人は世界で 戦争が起きてることなど露知らず平穏に暮らしていた。そんなある日、村に3組の不思議な客がやってきた。空から飛行機と共に落ちてきたアメリカ人。ヘル メットを被った韓国軍兵士たち。そして韓国と対立している人民軍兵士たち。最初は敵対していた韓国軍兵士と人民軍兵士だったが、村に親しんでいくうちにい つしか互いの敵対心が消えていくようになる。しかし戦争の脅威はこの村をも蝕んでいこうとする・・・・。
やっと見ました。音楽、映像、雰囲気、キャラクター、ストーリーなどと宮崎ハヤオの世界がアニメーションでなく実写版になったって感じ。出てくる人みんな 可愛いし。明るい。明快な映像、好きですね透き通ってるみたいで。やはり韓国人の心には北朝鮮と韓国の争いの事が大きな闇であるんですね。其の兵士たちが トンマッコルに恋をして団結、そしてアメリカ軍と戦うというとても興味深い政治的なメッセージ性を感じました。

ほのぼのと暮らす小さな村、トンマッコルの人々、見ごたえあり家族的ないい映画です。

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