
▼高等学校1年生の無愛想な少年オ・ドング。どっしりしている体つきとは違い,自分は女性だと思っている彼の将来の希望は,「本当の」女性になること。それも,マドンナのように完ぺきな女性になって,片思いする日本語先生の前に堂々と立つこと。
▼女性になろうとするなら手術費が必要で,持っているものといえば,途方もなく強い力だけのドングには,ぴったり500万ウォンが不足する。そんなある日,飛び込んだ朗報。インチョン(仁川)市杯高等部シルム大会の優勝者奨学金が,500万ウォンだということ。
▼しかし,ドングは,死ぬ思いだ。よりによって,男子学生たちと上 着を脱いで,ありのままの肉で,もまれなければならないシルムとは。マドンナになるために,天下壮士にならなければならない無愛想な少年オ・ドングの「女 性になる道」は険しくて,気を失って倒れそうなんだけど。

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