▼警察と暗黒街が注目する最高の請負殺人者で,自分を育 ててくれた ソンイン以外は誰にも顔を見せずに,<解決師 壽(ス)>と呼ばれるテス。彼の人生の目標は,たった一つ。19年前に空腹に負けて麻薬組織のお金を盗んだ自分の代わりに捕まって,そのまま別れてしまっ た双子の弟テジンに会うこと。
▼しかし,やっとのことで弟テジンに会った日,弟は,テスの目の前で頭を銃で撃たれて即死する。弟を殺した犯人を捕らえなければ死ねない<解決師 壽(ス)>は,自分だけの復讐のために,非情な世の中と正面勝負を始める。
▼テ スは,正体が分からない犯人を捕らえるために,弟の身分で偽装 するが,テジンは自分を追っていた警察の身分。テジンの婚約者で女刑事のミナと,テスのせいで同僚を失った刑事ナム・ダルグの疑いの中で,テジンの殺害犯 が正体を表わすことを待つ。そしてテスは,弟テジンの死後に,19年前テスとテジンを別れさせた張本人の麻薬組織のボス,ク・ヤンウォンがいること知り, 彼のすべての血より濃い復讐を始める。砂入:日本の監督、崔洋一の韓国で作った映画です。正確には日本で大御所の在日韓国人のチェ・ヤンイル監督が初めて母国の韓国で作った、韓流ブームに乗っ取った映画です。兎に角よくできています。音楽は日本のクラッシック映画の「怪談」の様な少し前衛的な感じ、それが画像のシャープさ、質感、そして無駄のない展開にしっくり流れます。超うまですね崔さん。結構ラフな映画が多い、特にアクション物はお涙とアクションでごまかし、映像のランダムさはもうびっくりといった物が多い韓国映画の中でも際立って完成度が高い、厳しい日本で揉まれ鍛えられたのでしょうか?主人公のスは『チャングム』でミンジョンホさまでお馴染みの、チ・ジニ。かっこいいというか、この映画では行き当たりバッタリというか超体力突き進む殺しのプロ。ちょっとスムーズというか超厳しいお方です。
最後まで飽きさせずに終わり、綺麗に暗く、そしてゴージャスに。いっぱいお金あったんでしょうね、崔監督、日本のチープな映画界では思えないような韓国に映画に対する周りにこぼれる様に才能をつぎ込んだのでは。中々でした。
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