Tuesday, June 24, 2008

Last Witness  Black Narcissus 黒水仙 흑수선 

ソウルの漢江(ハンガン)に浮び上がったある老人の死体。 この事件を追うオ・ビョンホ刑事は,事件の糸の絡み合いを一つずつ解いていく。現場で発見された特殊製作の日本の金属めがね, 「大良」という名の名刺のかけら, それからヤン・ダルスの部屋で発見された2枚の写真...。

脱出捕虜ともう一つの殺人写真の場所, 巨済(コジェ)玉天(オクチョン)小学校を訪ねたオ刑事。彼は,古くなったソン・ジヘの日記帳をカン・マノの家で発見して, 巨済捕虜収容所をめぐる途方もない秘密を知るようになる。

朝鮮戦争当時,脱出捕虜の検挙を担当した反共青年団長ヤン・ダルスは,脱出捕虜ソン・ジヘを連れて巨済島から消える。それからソン・ジヘを愛したファン・ソクは,50余年間非転向長期囚として刑を終え, 最近出監したという事実を知るようになる。

一方, 朝鮮戦争当時,ヤン・ダルスと一緒に捕虜を検挙した派出所主任キム・ジュンヨプが死に, 金属眼鏡フレームの主人は,日本人事業家の前田慎太郎であることが明らかになる。オ刑事は,彼がまさにソン・ジヘと脱出して銃殺されたパルチザン ハン・ドンジュであることを明らかにする。また,ヤン・ダルスが殺されたころ,ハン・ドンジュが韓国を訪問したという事実を確認して彼を最も有力な容疑者 と注目し,日本に向かうが...。
sunairi: 激しい80年代のスタイルと、北朝鮮と韓国の歴史物で構成される。最後は日本まで話が飛び、ロマンチックな駅の屋根の上での結末。黒水仙のソン・ジヘがカン・マノと一緒におこげを食べるシーンは胸が痛くなるような強い印象を受けた。最後にソン・ジヘが死にカン・マノが皆を止めて自分の胸にソンジヘを迎えるところなどは、彼らの清らかな愛の形に感動した。

とてもよいシーンとべたべたな80年代のこってりしたのが全くつながりがない、その二つを繋ぎとめているのは話の展開のみ。イジョンジェは演技が下手かも。間抜けな顔がとても目立ち、アップにあると結構ププッって感じだった。イヨンへとの『ラスト・プレゼント
』では、売れないコメディアンというはまりにはまった役で、地で演技したに違いない。僕はそれで始めてイジョンジェを見たので旨い人だとかなり勘違いしたみたい。旨かったけどあれは、大阪芸人みたいで。

うーん、結構凄かったけど、歴史に頼ってる?映画としてはいまいちかも。

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